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2024年3月
二十四節気と七十二候の旧暦、 草木萌動(そうもくほうどうす)。 上映会は中止しています。
日本人は、長らく自然の変化を繊細にとらえた旧暦の世界に寄り添って暮らしてきました。
草木が芽吹き始め、弱い小さな新芽たちを見ていると、私たちにも厳しい震災を乗り切るための「頑張り」や「元気」が出てきます。
目で「春」を届ける。「フキノトウ」、淡い黄緑の中にうすい黄色の花が見え、小さな花束に見えます。
自然から学ぶ、「もてなし」のかたちの原点かもしれません。
「和食」の懐石(ふところに温めた石を抱いてひもじさをしのいだことに由来する)日常の延長にある非日常ですが、季節の素材を取り合わせ、赤だしの汁は塩分を求める「身体」を喜ばせ、春の草たちのすがすがしい香りを味わう・・・
心まで洗われるような感じの季節を見直す時間です。
「ひな祭り」、子供たちのすこやかな成長を祈り、風習として続けられている「ひな飾り」です。今年も無名庵では、無事に子供たちと一緒に飾りました。
緑が大地、白は雪、薄い赤は桃の花がイメージの菱餅(ひしもち)を供えました。
桃の節句。旧暦の3月3日、桃の花の咲くころ 4月の中旬まで不老長寿と無病息災を願いに ひな飾り楽しみます。
いきいきと 雛からもらう元気かな 憲治
睦月(むつき) 新しい年 親しみを睦(むつ)ぶ年でありますように!
春が立つ。 立春過ぎて寒気が厳しく 梅香る2月。
2月5日多摩西部、雪の積もる夜、都会は少しの雪でも交通渋滞・・・
おもしろやことしの雪に 残す跡
一番はじめのお客さんは「猫」でした・・・
北陸・能登半島の震災の復興はまだまだ厳しい、さらに寒さと雪の生活、二次災害のないことを祈るばかりです。
自然は教えてくれる、大正の関東大震災9月1日の1年10カ月前(大正10年12月8日)もかなり大きな地震があり、大きな被害が起きていたのだと、寺田寅彦は言う。
著書「断水の日」の冒頭に感想を綴っている。
だから「震災は忘れた頃にやって来る・・・」
命を守るための日頃の準備が大事だと痛感しています。
「備えあれば憂いなし」といいます。用心を怠らないことです。
冬の厳しい寒さが暮らしの中には、こんな形から表れています。
寒さにかかわる漢字に「にすい」として使われるようになったそうです。
「氷」の部首は「水」です。しかし、元は「冰」と書いていました。
「冫」ヒョウと読み「こおる・こおり」という意味の漢字だそうです。
「冫」は、水が凍って凝固した状態をかたどったものだそうです。「水がこおる」のことなのです。
「冫」は、「冷」「凍」「凝」に組み込まれ、「つめたい」「こおる」「かたまる」という意味になります。「冬」「寒」の下の部分も「冫」です。
春を待ちながら
梅の蕾が咲き始めました。2月、今年も雛飾りの準備の季節になりました・・・
子供たちの健康を祈って旧暦で4月まで飾ります。 2024年2月 無名庵
2024年元旦、
初日の出と、西の空に有明の月(月の弓や月の船とも言われ)が見られている元日です。
新年の挨拶を交わし、無病息災や延命長寿を願っての屠蘇(とそ)をいただいています。
とそ酌むも わらぢながらの夜明かな 一茶
日本という風土が時代を越えて一年の邪気払い、生きて来た生活の知恵を「季語」を結晶させています。
あわただしい毎日が続く新しい年でも、
「歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である」と科学者寺田寅彦の言葉です。
庭の枯葉の中、タンポポは葉を広げています。
身近な暮らしの中で、勇気をいただく風景です。
突然、石川・能登半島地震発生!
寒さの中、被災が大きくならないよう祈るばかりです。
元日だろうと、いつ起こるか分からぬ震災、手加減はない。
寺田寅彦が弟子に話した言葉・名文句
「天災は忘れた頃にやって来る」を思い出す。
日頃の備えの大切さをあらためて知る正月です。
ケンジシネマの上映会は、まだ中止しています。
2024年 無名庵
2023年11月 晩秋
遅い秋、色彩の少なくなる庭に、姿の見えぬメジロが鳴いている・・・「めじろ押し」しているのだろうか?
嵯峨菊は黄色い糸のような花弁で香をただよわせて咲いています。
古代菊 秋風にのり 匂ひけり 憲治
「もののあわれは秋こそまされ」・・・しみじみとした情緒。
寂しさ、人間存在の哀れさに触れることが多いこの季節、心を動かされる秋です。
豊作と勤労感謝を迎える晩秋。
今年も禅寺丸柿(ぜんじまるかき)が実りました。実は胡麻の入った小ぶりの堅い甘柿です。
この多摩地域で鎌倉時代に山中で発見され、日本の最古の甘柿だそうです。子供のころから屋根に登って食べていた味を思い出します。渋い部分もありますので、商品としてお店では販売していません。お茶のお菓子として最高です。
手作りのイワシの干物をいただく、鰯の魚獲法には、さまざまな様式がありますが、
「鰯引く」の季語を思い出す。西風の吹く晴天の日、浜は地引き網の引き上げる独特の風物詩です。
海の幸「イワシ」、「おつ」な味、酒の肴(さかな)として、美味である・・・
しみじみと晩菊を見ながら、季節の移ろいを考える!
世界の情勢、平和をもとめて、知恵と勇気で暴力によらない方法、行動していく人たちと学びたい・・・
映画、ケンジシネマの上映会は中止しています。
11月 無名庵
百人一首でも月の歌が多い、12首あります。夜半の月、有明の月、かたぶくまでの月、もれ出づる月など
月を観賞する・・・
『めぐり逢い 見しやそれとも わかぬ間に 雲かくれにし 夜半(よは)の月かな』 紫式部
せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどうかわずかな間に、
あわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間のさっと隠れてしまう夜半(よは)の月のように・・と
人の心を強く打つようなことばで、月に託して読んでいます。
わび茶の祖、「村田珠光(むらたじゅこう)」のことばとして、
「月も雲間のなきは嫌うにて候(そうろう)」
光り輝く満月よりも、雲の間に見え隠れする月の方が美しいと述べています。
こうした不足の美をたのしむ心に・・・
又、歌人兼好の『徒然草』の「花はさかりに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかな」という、
不完全美や、心の眼で見る美しさをたたえています。
移ろいやすい心に振り回されず、自分が心をコントロールする立場になりなさい。と・・
お茶を、唐物と調和させて新しい美をつくるというところに村田珠光の関心がありました。
今でも、「日常茶飯事」積極的に何かをやり遂げようとする心意気は、見習います。
日没の頃、10月26日 午後4時45分、まだ青空の中、南東の空に白き月。
市中の山居(しちゅうのさんきょ)、月を眺めながら薄茶を楽しみたいものです・・・無名庵より
2024年3月 春。芽生え始.. |
at 2024-03-03 14:35 |
2024年2月 立春過ぎて、.. |
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2024年元旦 初日の出と晴.. |
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2023年11月 朝夕の冷え.. |
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2023年10月、秋が深まる.. |
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こちらこそ興味を持ってい.. |
by mumeian2009 at 00:55 |
早々にご対応頂きありがと.. |
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ご連絡どうも有り難うござ.. |
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