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くらしアート 無名庵 ギャラリー

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カテゴリ:無名庵シネクラブ上映( 51 )

4月14日無名庵シネクラブ37回上映会『DOG STAR MAN』開演18時30分

まだまだ肌寒く、しかし、光は強くヨモギはのびる。3月3日、ひな祭りヒナ飾る!
草の戸も 住替る代ぞひなの家 芭蕉
家を手放し、奥の細道に旅立つ芭蕉、移り住む女の子のいる家族を思う春の一日。
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朗読会お知らせ 3月15日(水)無名庵朗読の午後 第20回(終了しました。)
開場午後1時、開演午後1時30分朗読:堀越セツ子さん 
お申込み・お問合せは電話042-584-0256堀越
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さまざまの 事 おもい出す 桜かな 芭蕉


<映画上映会4月14日(金)無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第37回>
映写機によるフィルム上映、貴重な体験です。ぜひ、ご高覧下さい。
映画お知らせのフライヤーよリ

『DOG STAR MAN』

ドックスターマン(序章、第1章、第2章、第3章、第4章)
16mm 78min、color silent1961-64 米国映画

作品提供:ミストラルジャパン

監督:スタン・ブラッケージ
*上映とおはなし 滝島憲治 & 映画技師 太田 曜(おおた よう)さんとお仲間

『アンダーグランド映画の金字塔。スタン・ブラッケージの最高傑作!
デジタル一辺倒の時代に映画フィルムというメディアのなかでブラッケージが成しえた究極の視覚表現を、観客それぞれがサウンドトラックに音声が付いていない上映空間で体験する。
何の制約もない 映画のどんな約束ごとからも自由な映画。

1950年代はじめから半世紀にわたって世界の実験映画最前線で活躍してきた、
ブラッケージのパーソナルな視点は、光と闇の中から時空間を経てミクロからマクロの宇宙へと我々を誘う』

以上は、私の大切なパンフレットの中の抜粋で、太田 曜さん・水由 章(みずよしあきら)さんの実験映画を観て感激し、もう一度、皆さんと観たいと、太田 曜さんをお招きし上映の承諾を取れました。「私の一本」として推薦します。
スタン・ブラッケージは
デジタルと消費される映像が氾濫したこの時代に、ユニークなものを創造する。
彼固有の非情に独特な神経系を通して芸術の歴史を活性化する可能性にかけたのです。
彼は蛾の飛行にバッハを“聴く”ことができ、光へのダンスに自らを見つけることができたそうだ、生き物そのものの死の瞬間をも見逃さない。(2003年3月、70歳永眠)

さて最近、私は、映画の黒澤明監督が、なぜ絵を描くかという昔のDVDを観ました。
宮崎駿との対談で「コンテ(絵を描く)を、何故描いているかと言うと、スタッフにこういう感じを教えると同時に、自分で描きながら、絵を描けるということは具体的に分かっていないと描けないでしょう・・・ たとえば建物がどういう建物で、どこに何が置いてあって、何を着てて、というように、演出する上でも、とても勉強になるのでやっている」と言っていた。そのコンテがすごい!
ブラッケージは光を絵筆に直接スクリーンに描いている。その映像がすばらしい!

ブラッケージ作品の日本での上映、配給を行なっているアナログメディア研究会の水由章(みずよしあきら)さんがトークに登壇予定。ブッラケージ本人と会った時のこと、作品制作の姿勢や日常などを語ってもらう予定。貴重なお話を聴かせていただけます。乞うご期待!
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●滝島憲治(たきしま けんじ) 1947年八王子市生まれ、暮らしの中にアートを!提案するギャラリーをオープン。 木の文化・再生を企画・運営。京町家友の会会員。
お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)
TEL&FAX042-649-8441 携帯090-9957-0880  Email cwkkb369@ybb.ne.jp
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by mumeian2009 | 2017-03-03 20:13 | 無名庵シネクラブ上映

新春は2月10日(金)無名庵シネクラブ映画上映!

眼にうつるさまざまのこと・・昨年は・京、西行庵をやっと見学できました。
芭蕉は西行の「撰集抄」を思い出し、新春の句を詠んでいる。
薦(こも)を着て誰人(たれひと)います 花のはる 芭蕉
新春は、健康を一番に「無事」の文字から書き初めとします。
年始めは10日(火)から無名庵は開きます。新春よろしく!
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無名庵シネクラブ映画上映会2月10日(金)午後6時30分から
波多野哲朗さん推薦のフライヤーより
みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK!
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第36弾
映 画 上 映 会
2017年2月10日(金)午後6時30分から
無名庵(むめいあん)ギャラリーにて ギャラリーは午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。
『青の稲妻』原題:任逍遥
監督:賈樟柯(ジャ・ジャンクー)
2002年/中国映画(または中国・日本・韓国・フランス映画)/113分

監督・脚本:賈樟柯(ジャ・ジャンクー)  製作総指揮:森昌行・定井勇二  
製作:市山尚三・リー・キットミン  撮影:余力為(ユー・リクウアイ) 
美術:リャン・チントン  主題曲:リッチー・レン
出演:趙濤(チャオ・タオ)、趙維威(チャオ・ウェイウェイ)、呉〔王京〕(ウー・チョン)
李竹斌(リー・チュウビン)、周慶峰(チョウ・チンフォン)、王宏偉(ワン・ホンウェイ)

*上映とおはなし 波多野哲朗(はたのてつろう)
映画『青の稲妻』の演出ノートにはこのように記されている。
大同の街角に立つと、冷たい少年の顔を見る。この灰色の工業都市はグローバリゼーションの到来によってますますセクシーになっている。人々は懸命に快楽を貪るが、そこには淡い火薬のにおいがKTVの歌声とともに闇の中にはっきりと広がっている。この都市にはいたるところに倒産した国営工場が存在するが、そこでは絶望だけが生産されている。わたしは知っている。少年たちがずっと前からもう拳を握りしめていることを。かれらは失業した労働者の子どもたちだ。かれらの心に明日はない。カメラを持ってこの都市とじっと対話を重ねた時、ゆっくりとその狂喜が徹底的な絶望によるものだと分かってくる。そしてわたしはかれらと同じように言いがたく興奮するのだ。分かるだろうか? 暴力がかれらの最後のロマンであることを。
荒々しい映画だ。この映画はまぎれもなく俳優たちによって演じられているのだが、かれらの身体は完全に大都市の喧騒に巻き込まれ、その風景に溶け込んでいる。かれらは一体そこで何を演じているのだろうか? 演じられる人物たちの生きざまにはいかなる一貫性もなく、刹那的であり、反射的であり、ただただ不穏な空気をまき散らしているだけなのだ。しかしこのように不安定に揺れ動く群像を眺めながら、その恐るべきリアリズムに感動し、なるほどかの国の人たちはいまこのようにして生きているのかと、あっさり信じ込ませてしまうような説得力をこの映画は持っている。この映画を作ったとき、作者賈樟柯(ジャ・ジャンクー)は海外の映画祭では注目されつつあったものの、一般的にはほとんど知られていなかった。しかしそれから15年後の今日、彼の名は王兵(ワン・ビン)らとともに、現代中国の代表的な映画監督として名を連ねるようになっている。
最近、東急文化村のル・シネマで、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)の最新作『山河ノスタルジア』を観た。なるほど映画は幾分不穏な空気を残してはいるものの、物語の輪郭は明瞭で、映像も美しく、見事に洗練された映画になっていた。だからこそ一流ロードショウ館での公開が可能だったのだろう。一方、15年前の『青の稲妻』は、中国国内ではほとんど上映の機会もなく、海外の映画祭や小規模な組織の支援によってようやく陽の目を見た個人映画だった。だが、あの映画の予断を許さぬスリリングな展開を体験した者にとって、『山河ノスタルジア』はひどく退屈で凡庸な映画に見えた。作家の成長とか円熟とかいう言葉を耳にするが、ほんとにそんなものがあるのだろうか。

●波多野哲朗
 私の映画『サルサとチャンプルー』に登場するキューバ移民の最後の生き残りだった島津三一郎さんが今年の7月に亡くなった。享年108歳。歴史の闇がまた一段と深くなる。
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お問い合わせ くらしアート無名庵(むめいあん)ギャラリー 昼12時から夜7時まで(月曜定休)
電話とファックス 042-649-8441 携帯090-9957-0880 Email cwkkb369@ybb.ne.jp  
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by mumeian2009 | 2016-12-27 17:38 | 無名庵シネクラブ上映

12月9日シネクラブ上映会『ジンジャーの朝 さよなら、わたしの愛した世界』

12月9日(金)無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第35弾 映画上映会
『ジンジャーの朝さよなら、わたしの愛した世界』です。お楽しみください。
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推薦の風姫さんからのお知らせフライヤーより

みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK!
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第35弾
映 画 上 映 会
2016年12月9日(金)午後6時30分から
むめい無名あん庵ギャラリーにて ギャラリーは、午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。

「ジンジャーの朝 さよなら、わたしの愛した世界」
原題:GINGER&ROSA
監督:サリー・ポッター
イギリス、デンマーク、カナダ、クロアチア映画/2012年/カラー90分/シネスコサイズ/PG12
製作:クリストファー・シェパード、アンドリュー・リコピン
脚本:サリー・ポッター 撮影:ロビー・ライアン
出演:エル・ファニング、アリス・イングラード、アレッサンドロ・ニヴォラ、クリスティーナ・ヘンドリックスアネット・ベニング、 ティモシー・スポール、オリヴァー・プラット、ジョディ・メイ他
*上映とおはなし KAZEHiME?!(かぜひめ)
私のえらんでみちゃった一本は

冷戦下時代に突入した1960年代のロンドン、思春期に入った2人の少女の揺れ動く心情と、成長する様を繊細に描いた作品です、と紹介文にまとめてある、ってどんなだろう、この中身は・・・レンタルショップで映画を選ぶときには、パッケージの裏のあらすじを読んだりして、大体の見当をつける、ときには当たりだったりするし、ハズレも多い、けれど悔しいと思うこともなく、つまらないものでも、それはそれなりに見方を工夫してなるべく最後まで・・・話のすすむテンポだったり、俳優さんの感じだったり、自分の好みに合うものには、なかなか出会わないのですが、何回か見ているうちに愛着がわいてくるものもあって、不思議だなと思います。上映会がはじまってけっこうと、映画を意識的に見るようになりました、恵みです・・・ずうっと、見ていてもアキナイ、ジンジャーとローザという二人の少女の名前が原題で、こんな時代もあったねと、いつか笑って話せるわ♪と口ずさむと「ジンジャーの朝 さよなら、わたしの愛した世界」というのが、邦題となってました。話はポーンと、とんでしまいます。「極私的エロス恋歌1974」や「全身小説家」が、京王八王子駅前のレンタルショップに普通に並んでます、少年少女たちも、ふと手にとってみちゃうのかなあと想像してみたりしながら、セカイの様相は、もうもう、ドキュメンタリーとドラマとか、フィクションとノンフィクションとか分けることがホント難しく混じるのは当たり前なのかもしれないと呟いたり・・・制作者側の虚実の混合の度合いや、見る方の認知のしかたによって、個々人のリアル感はかなりちがうんだろうと思ったり、それだけパーソナル的には、かなり幅ができちゃったので、何となくですが映画ならばできるかも、少女たちはどこへ行こうとしているのか、そして、どこから出て来たのでしょうと問うても、きっと、ふたりの奥の方は、年とることはない変わらない、海は景色として、どこにいてもあらわれるような気もするから、もしもそうなったときは、いつでもザブ~んと飛び込みザブザブと泳げばいい、to~yo~to~yo~と、呼んでるぜのリフが麦畑に遠くから聞こえて
最後に、●○になってから、彼女は書きます、そこがなんとも、わたしにはキタ
12月の夜のむこうに贈ります

○KAZEHiME?!(かぜひめ)プロフィール
らぶラボは続く・・・同時併行のTIME PACKING PROJECT も少しづつ・・・
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お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)
TEL&FAX 042‐649‐8441 携帯090-9957-0880 Email cwkkb369@ybb.ne.jp  
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by mumeian2009 | 2016-11-30 19:51 | 無名庵シネクラブ上映

10月14日(金)無名庵シネクラブ第34弾、映画上映会「家族ゲーム」森田芳光監督

しら露も こぼさぬ萩の うねりかな  芭蕉
灌木でありながら、古来、草と感じている萩、可憐で控え目な花、今年も散りこぼれる。
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10月14日(金)映画上映会午後6時30分から
「家族ゲーム」森田芳光監督 日本映画、1983年、106分
上映とおはなし ラブ・アート・パフさんの推薦映画
推薦フライヤーより
みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK!
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第34弾
映 画 上 映 会
10月14日(金)午後6時30分から むめい無名あん庵ギャラリー
午後6時オープン。資料代 300円(お茶・お菓子サービスあり)
映画上映後、みんなでお話タイムとなります。
「家族ゲーム」

監督:森田芳光

日本映画/1983年/カラー106分
第57回キネマ旬報賞日本映画監督賞、脚本賞
1983年キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベストワン
第24回日本映画監督協会新人賞 他
脚本:森田芳光
原作:本間洋平
撮影:前田米造
製作:佐々木志郎、岡田裕、佐々木史朗
配給:ATG
出演:松田優作、伊丹十三、由紀さおり、宮川一朗太、戸川純、阿木燿子 他

*上映とおはなし LoveArtPuff(ラブ・アート・パフ)
「家族ゲーム」というヌードル(お蕎麦)ウエスタンには銃も裸もなく・・・
中三の沼田茂之の高校受験を控え、父の孝助、母の千賀子、兄の慎一たちまでピリピリ。出来のいい兄と違って、茂之は成績も悪く、何人もの家庭教師がすぐに辞めていた。そこへ、三流大学の七年生という吉本が家庭教師としてやってくる。孝助は吉本を車の中に連れて行き、「茂之の成績を上げれば特別金を払おう」と約束する。吉本は勉強ばかりか、喧嘩の仕方も教え、茂之は幼馴染みで同級生の土屋にいつもいじめられていたが、殴り方を習った甲斐があり、やっつける。茂之の成績はどんどん上がり、兄と同じAクラスの西武高校の合格ラインを超えるのだが・・・仕立てはブラックコメディーのホームドラマである。しかし、頭を横に倒して観ると、マカロニウエスタンのソースがシミのように滲んでいる気がしてくる。舞台は工場の間に宅地造成地のような無意味な空間がやたらと広がる人の息遣いを欠いた土地。家族が住むのは、取りとめもなく広がる街並みを見下ろす高層マンション。そこからの眺めは、展望のよさに恵まれる喜びよりも、生活の基盤が“宙に浮いている”という頼りなさを伝える。藤原新也の『東京漂流』(1983年)が頭をよぎる。この荒んだ地にやってくる一人のガンマン、それも運搬船のような船に乗って。ガンマンは家族の主(父)に雇われ、悪童の行ないを正すために来たのだ。ガンマンは早速その武器を使って、悪童に臨む。囁くような低い声での容赦ない詰問、脅し、そしてついには平手打ち。悪童は徐々に矯正されていく。やがて、ガンマンはその目的を達成するが、この組織(家族)の本質的な悪態に腹を立て、全員の撲滅に乗り出すのだった・・・。マカロニウエスタンには不可欠の銃も裸も出てこないが、それでもこの映画は、日本初の「ジャンゴ」(フランコ・ネロ主演「続・荒野の用心棒」)である―棺桶は植物図鑑だが―というのは飛躍し過ぎだろうか?
残念なことに、監督の森田芳光も、主役の松田優作も、脇役の伊丹十三も今はこの世にいない。マニアックに巧みな彼らのガンさばきを楽しみながら、80年代日本式西部劇を楽しんでみてはいかがでしょう?

LoveArtPuff (ラブ・アート・パフ) プロフィール
1957年北海道生まれ、東京造形大学除籍、主にフォト・インスタレーション製作者
お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)
TEL&FAX042-649-8441 携帯090-9957-0880 Emailcwkkb369@ybb.ne.jp 
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by mumeian2009 | 2016-10-07 16:55 | 無名庵シネクラブ上映

無名庵シネクラブ映画上映会8月26日「PINA」監督ヴェンダース

8月26日映画上映会
午後6時30分から
「PINA」ドイツ・イギリス・フランス映画
監督ヴェンダース
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次回上映フライヤーより
みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK!
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第33弾
映 画 上 映 会
2016年8月26日(金)午後6時30分から
無名庵ギャラリーにて ギャラリーは午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。
『PINA』A film for PINA Bausch by WIM WENDERS
監督:ヴィム・ヴェンダース2011年ドイツ・イギリス・フランス
STAFF 監督・脚本・製作:ヴィム・ヴェンダース  振付:ピナ・バウシュ
CAST  ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団ダンサー

*上映とおはなし 小勝雅夫(おがつまさお)

ロードムービーの雄ヴィム・ヴェンダースと天才舞踊家ピナ・バウシュが
遂に成し遂げた新しいロードムービー

ヴィム・ヴェンダースについてはロードムービーの作家としてすでに名を成しているが、ロードムービー頂点三部作として「都会のアリス」、「まわり道」、「さすらい」の劇映画ばかりでなく、ドキメンタリー作家としても「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」、彼の敬愛する小津安二郎の映画の風景を求めて製作した「東京画」のほか日本人デザイナー山本耀司に関する「都市とモードのビデオノート」がある。「ピナ」は、彼のロードムービーとしての最高の到達点であるとして取りあげても間違いではないであろうと思われる。
彼の語るところでは、長い間彼は自分が舞踊とは全く関係ないものとして、何の知識も関心もなく無縁のものとしてきたという。それがピナに出会ったとき、初めて深い感動を覚えて、すっかり彼女の虜になった。   それは私の考えでは彼が舞踊を理解し関心を持つにいたったということではなく、ピナを理解したということだと思う。五感を通してピナを感じ強く強く魂の揺り動かされるのを感じたのだと思う。小手先の技巧に感覚を刺激されるのではないのである。ヴィムは、ピナの舞踊を撮影することにし、4年間撮り続けたがピナの急逝に絶望しその完成を断念してしまったという。しかしブッパタール舞踊団の団員たちの強い要請により、彼もピナの偉業を映像により相続することを決意したのである。
それは常に新しい身体言語を模索し創作する、究極の身体言語劇とでも仮に呼ぶしかない。その言語は意味と非意味との関係を持続しながらその境界に張りつめた劇的空間を創造していく。ヴィムも常に新しい表現を模索し、映画においても技術の進化が新しい表現を作り上げると信じてきた。そして、ためらわれていたピナの映画も、実は三次元(立体3D)映画技術の実現により大きく背中を押されることになった。三次元映画により、作家としての(観客としての)自分が、踊り手たちと彼の立つ場を対等に共有できると実感したのである。それ故彼はピナの再現には三次元映像以外にはありえないと断言した。この映画の良さは三次元映写機の投影によって初めて感得されるはずであった。しかし私は二次元のスクリーンによっても、その本質は失われないと信じてここに提出するのである。なぜならヴィムとピナとのコラボレ-ションによって作り出す感動の強度は、二次元という制約によってもかなりの程度に伝えられると考えるからである。それは、詩が翻訳によってその良さを減じられるという一般の意見に拘わらず、優れた詩が翻訳という制約をのり越えて、強く我々の心をとらえてきたという、私の詩人としての体験からいうのである。私は詩というものが原語でなければ味わえないとうそぶく知的富裕層=知的俗物にいつも強い批判を抱いてきた。そこには美は教養ある彼等だけが独占し享受できると芸術の私有化を維持し、庶民の参入を排除する選民意識があった。二次元映像によるピナの鑑賞が、あなたの心を強く揺さぶり、それが翻訳であっても、優れた翻訳による外国の詩を読んだ時の体験と同じく、いや、哲学や思想の分野においてもしかり、あなたを新しいあなたに変えるであろう。       まずはこの映画を見て欲しい。あなたはどのように感じるだろうか。

●小勝雅夫(おがつ まさお)
詩人・エセイスト・ 著書に『痴呆のオルゴール』『唖・言葉』『夜間非行』『単彩胞の夢』
『近似値的詩人ウスタゴ』『起承転々多重音声遁走曲』『高原情歌』等

お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)
TEL&FAX 042-649-8441 携帯090-9957-0880  Email cwkkb369@ybb.ne.jp  

協力:AIR-空-パフォーミング・アーツ研究会 http://airpai.com
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象潟(きさかた)や雨に西施(せいし)が ねぶの花  芭蕉  
まだ海の中の島だった象潟の合歓の花を詠む、奥の細道。
写真は八王子・浅川の河原に咲く合歓の花
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by mumeian2009 | 2016-06-21 13:07 | 無名庵シネクラブ上映

6月10日(金)午後6時30分から「無名庵シネクラブ映画上映会」

6月10日(金)映画上映会午後6時30分から上映。2003年の制作で、第60回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、最高賞である金獅子賞と新人監督賞を受賞
ロシア映画「父、帰る」です。音信不通だった父親の12年ぶりの帰郷に戸惑う兄弟を描いた映画。
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映画推薦のフライヤーより
みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK !
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第32弾
映 画 上 映 会
2016年6月10日(金)午後6時30分から
無名庵ギャラリーにて ギャラリーは午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。
『父、帰る』(原題: Возвращение、英題: The Return)
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
ロシア映画/2003年制作/カラ―/105分
ロシアでは2003年6月25日に公開。同年9月の第60回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、最高賞である金獅子賞と新人監督賞を受賞。
[スタッフ]
脚本:ウラジーミル・モイセエンコ アレクサンドル・ノヴォトツキー
製作:ドミトリイ・レスネフスキー/製作総指揮:エレーナ・コワリョワ
音楽:アンドレイ・デルガチョフ/撮影:ミハイル・クリチマン
             [キャスト]
イワン:イワン・ドブロヌラヴォフ/アンドレイ:ウラジーミル・ガーリン
父:コンスタンチン・ラヴロネンコ/母:ナタリヤ・ヴドヴィナ
*上映とおはなし  滝島憲治(たきしまけんじ)
今回、「私の一本」を選ぶにあたって、                                           映画をどのように観たら、楽しむことができるか。映画の見方なんて人それぞれで勝手でいいではないかという人もいるでしょう。私は、いま、ドナルド・リチー著、映画理解学入門『映画のどこをどう読むかー世界の10本の傑作からー』キネマ旬報社刊を読んで、この本の強味、あくまでも映画の画面そのものに密着して語っているところで学びます。「映画が映画であるためには、映画の持つ、他のメディアにはない独特の機能が発揮されていなければならない。」と、映画はストーリーと同じくらい、それをどのように見せるかが大事だと終始力説しています・・・その表現を通して監督は何を訴えようとしているのか、観るほどに厳しくも愛の深さを感じる映画です。見かたによって様々な受け止め方ができる作品です。

 ●滝島憲治(たきしま けんじ) 1947年八王子市生まれ、暮らしの中にアートを!提案するギャラリーをオープン。 木の文化・再生を企画・運営。京町家友の会会員。
お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)
TEL&FAX042-649-8441 携帯090-9957-0880  Email cwkkb369@ybb.ne.jp
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by mumeian2009 | 2016-05-29 23:17 | 無名庵シネクラブ上映

無名庵シネクラブ第31回 4/8(金)6時30分上映。「鏡」タルコフスキー監督

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映画上映会は終了しました。
タルコフスキーが好きな日向寺太郎監督も飛び入り参加で、お話タイムは盛り上がりました。
次回は6月10日(金)午後6時30分からです。お楽しみに!

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3月下旬、戦国時代の山城「八王子城跡」を歩く・・・
日本の100名城にも選ばれた名城で、東京では皇居と八王子城跡のみ。
北条氏の関東における重要拠点として北条氏照が築いた八王子城。八王子の名の由来となった八王子神社もあり、横に連なる山並み(横山)の先、関東平野の眺めを楽しむ。
万葉集の時代から、先人に愛され、心のふるさととされてきた「多摩の横山」
「赤駒を山野に放し捕りかにて 多摩の横山徒歩ゆか遣らむ」律令時代、東国の男たちは防人として警備に行かなければならなかった。再び故郷の地を踏めることはほとんどなかったという。
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無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第31弾
4月8日(金)午後6時30分から上映
ソヴィエト映画「鏡」アンドレイ・タルコフスキー監督です。
映画上映会のフライヤーの推薦をご覧ください。
映 画 上 映 会
2014年4月8日(金)午後6時30分から
無名(むめい)庵(あん)ギャラリーにて ギャラリーは午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。
「鏡」原題 ЗЕРКАЛО
監督:アンドレイ・タルコフスキー
ソヴィエト映画/1975年/モスフィルム製作/35ミリ・スタンダード/カラー/102分 
ダヴィド・ドナテッロ賞受賞(イタリアで最も優れた外国映画に与えられる賞)
[スタッフ] 脚本:アレクサンドル・ミシャーリン、アンドレイ・タルコフスキー  撮影:ゲオルギー・レルベルグ  音楽:エドウアルド・アルテミエフ  挿入詩:アンドレイ・タルコフスキー
[キャスト] 母マリア/妻ナタリア:マルガリータ・テレホワ  父:オレーグ・ヤンコフスキー  少年時代の作者(アレクセイ)/現代の作者の息子イグナート:イグナート・ダニルツェフ  幼年時代の作者:フィリップ・ヤンコフスキー  医者:アナトーリー・ソロニーツィン  挿入詩朗読:アンドレイ・タルコフスキー  ナレーション:イノケンティ・スモクトゥノフスキー
*上映とおはなし  波多野哲朗(はたのてつろう)
 この映画は、ロシア映画ではなくソヴィエト映画です。タルコフスキーはこの映画の4年後に『ストーカー』(1979)という映画を1本作ってから国を去り、二度と故国に戻ることはありませんでした。1985年にゴルバチョフはソ連邦書記長に就任すると、ペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)政策の流れのなかでタルコフスキーをなんとか呼び戻そうとしたのですが、叶いませんでした。その後タルコフスキーは西ヨーロッパで『ノスタルジア』『サクリファイス』などの名作を残しますが、1986年にフランスで客死。享年54歳でした。この『鏡』という映画は、かならずしもタルコフスキーの代表作というわけではないのですが、他の映画がいずれも2時間を超える大長編ばかりなので、この一本をシネクラブ上映のために選びました。とは言え、『鏡』は世間ではタルコフスキーの自伝と呼ばれている映画です。またこの映画には、彼のすべての映画に共通する方法論がはっきりと表れています。ただこれをたんなる自伝と見なすのは、いささか短絡的な観かたかもしれません。なぜならタルコフスキーにとって、現在とはつねに記憶であり、重層化され、圧縮され、溶解しつつある記憶の総体であるからです。そこでは作者自身の個人的な記憶にとどまらず、世界の記憶、ロシアの記憶、政治の記憶、家の記憶、父の記憶、母の記憶、息子の記憶、男と女の記憶、言葉と言葉ならざるものとの記憶…などが、あたかも合わせ鏡のように互いが互いを映し合いながら、溶け合っているのです。
波多野哲朗(はたのてつろう) 
40年勤めた日大芸術学部を去ることになり、1月30日に「最終講義」なるものをやってみました。その日の夜のパーティで、空腹のままワインを飲んだら一瞬立ちくらみがして、無理やり日大病院の夜間救急窓口に連行されてしまいました。お粗末!
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「すみれ」が咲きました。
「波多野様。お疲れさまでした。これからも、いろいろな映画の見方をぜひ、お聞かせ下さい。」無名庵滝島
  では、みなさま映画上映会をお楽しみに!
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by mumeian2009 | 2016-04-01 16:56 | 無名庵シネクラブ上映

2月19日(金)午後6時30分から無名庵シネクラブ第30回映画上映会「ジェリーフィッシュ」

節分
節分や 肩すぼめゆく 通り客 「鬼は外福は内」「鬼は外福は内」・・・

豆を投げながら垣根の向こうに通りあわせた人の顔が思い浮かぶ。
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朝、6時には、そらは桔梗色にオレンジの朝焼けになってきました。2016,2,17
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無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第30弾
映画上映会
2007年カンヌ国際映画祭 カメラドール受賞

「ジェリーフィッシュ」原題 Meduzot
エトガ―・ケレット、シ―ラ・ゲフェン監督
イスラエル・フランス映画/2007年/カラー82分
2016年2月19日(金)午後6時30分から
上映とお話タイムあり
推薦者KAZEHIME(かぜひめ)さんの推薦フライヤーをご覧ください。
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第30弾
映 画 上 映 会
2016年 2月19日(金)午後6時30分から
むめい無名あん庵ギャラリーにて ギャラリーは、午後6時オープンとなります。
上映後、みんなでお話タイムを過ごします。

「ジェリーフィッシュ」 原題 Meduzot
監督:エトガー・ケレット、シーラ・ゲフェン
イスラエル・フランス映画/2007年/カラー82分
2007年 カンヌ国際映画祭 カメラドール受賞
脚本:シーラ・ゲフェン 撮影:アントワーヌ・エベルレ
出演:サラ・アドラー、二コール・レイドマン、ゲラ・サンドラー、ノア・クノラー
マネニータ・デ・ラトーレ、ザハリラ・ハリファイ他
*上映とおはなし KAZEHIME?!(かぜひめ) 

私のえらんでみたい一本・・・うみのなかでは・・・ おかにあがると・・・
ずうっと、見ていてもアキナイ 
ジェリーフィッシュ = くらげさんたち 
そんなタイトルのついた、この映画と出会ってから、ずいぶんたちました

事実は小説より奇なり!
先ごろのリアルは、現実をはるかにこえている
かといって、パーソナルライフはそんなに変わっていない、ハズ
少女はどこから来たんだろうか、そして、どこに行ってしまったんだろう
アイス売りのおじさんは、どうしたって、年とらない
海は近くなのに、部屋にこもる
ここでは、
アニマとアニムスが、うまい具合でまじりあい
なので、
スクリーンの前は、男座りでも、女座りであっても、だいじょうぶ
そして、
ひらいたむこうから、「果てないとこ」がやって来たとしても、オソレナイわ
謎は謎のままに

最後に、
詩は他人が書き繋ぐ
そこがなんとも、わたしは好きだ
見終わったあとに味わうニュアンス
映画も楽し、みなさんの2月に捧ぐ

○KAZEHIME?!(かぜひめ) プロフィール
らぶラボ中

お楽しみに
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by mumeian2009 | 2016-02-03 19:52 | 無名庵シネクラブ上映

12月11日(金)無名庵シネクラブ第29弾映画上映会「散歩する惑星」

11月、雨が降るたびに寒さを感じる。「眠るときにもう1枚身に着けるのにネルの1枚です??」
草の実の 色をうつして 雨の糸  無名
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12月、鳥ねぐら いちょう落ち葉を みて休む・・・憲治


無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第29弾
映画上映会はラブ・アート・パフさん推薦の
スウェーデン・フランス映画「散歩する惑星」監督ロイ・アンダーソンです。
お楽しみに!
次回予告のフライヤーより
みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK!
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第29弾
映 画 上 映 会
2015年 12月11日(金)午後6時30分から
無名庵ギャラリーにて ギャラリーは、午後6時オープンとなります。
上映後、みんなでお話タイムを過ごします。

「散歩する惑星」

原題 ”Sanger fran andra vaningen"を直訳すると「二階からの歌(曲)」
監督:ロイ・アンダーソン
スウェーデン・フランス映画/2000年/カラー98分
第53回 カンヌ国際映画祭 審査員特別賞受賞
脚本:ロイ・アンダーソン 製作:フィリップ・ボベール 音楽:ベニー・アンダーソン
出演:ラース・ノルド、シュテファン・ラーソン、ルチオ・ヴチーナ、ハッセ・ソーデルホルム 他
*上映とおはなし LoveArtPuff (ラブ・アート・パフ)
私が拉致された大気晩臭型微香星の一本、「散歩する惑星」・・・
「眠るとき身に着けるのはシャネルNo.5を5滴だけ」と言ったのはマリリン・モンローだったと思うが、「散歩する惑星」を散歩する時は加齢臭とホルマリンの滴(しずく)がまとわりついてくる。シャネルNo.5を生み出す重要なファクターであった成分がアルデヒドであること、加齢臭の原因の一つであるノネナールがアルデヒド類であり、ホルマリンはホルムアルデヒド水溶液であることを考えると、マリリンがこの映画に出会っていたら、「死ぬとき横たわるベッドは散歩する惑星」と言ったかもしれない。
日焼けマシンに入りながら部下に大規模解雇の命令を下す会社経営者。勤続30年、無遅刻無欠勤の真面目社員が突然解雇され必死に取りすがる。訪問先で人物を捜す男はビルの前で、通りすがりの男性たちに因縁をつけられ、いわれなき暴行を加えられる。マジシャンは人体切断に失敗してしまい、お腹を切断され飛び出した腸を抱えた男は介護なしでは生活できない。人生に絶望した男は自分の店に放火してしまう。心優しい運転手は客の愚痴を聞きすぎて心を病んでいる。目隠しされた子どもは、厳粛な儀式と共に穴につきおとされる。酒場は人生に諦念した老人たちばかり。ここから脱出しようとする人で道路は渋滞するし、空港は荷物を抱えた人が山積みの荷物を積んだカートを必死に押している。世紀末の世の中の不安をネタにキリストの磔の像を売り歩く男。そして、なぜかみんなの顔は白塗りで・・・とある惑星の、とある街で次々と起こる不条理な仕打ち、出来事。穏やかに暮らしたい気持ちと裏腹に、思うようにならない人生を嘆き、しがみつき、諦め、袋小路で立ち往生している人たちがいる。死にそうで死んでない、死んでも死んでない人たちの微香が鼻をコチョコチョくすぐる。
構想20年、撮影4年、1シーン1カット、オールセット撮影、俳優たちはみんな素人で、はっきりとした脚本がないため資金が集められず、やむを得ずコマーシャルの仕事を始めると、カンヌ国際広告祭で8度もグランプリに輝いてしまったロイ・アンダーソン監督。本作は彼の「生きるための3部作」の記念すべき第1作である。

☆LoveArtPuff (ラブ・アート・パフ) プロフィール
1957年北海道生まれ、東京造形大学除籍、主にフォト・インスタレーション製作者

お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)
携帯090-9957-0880  
協力:AIR-空-パフォーミング・アーツ研究会 http://airpai.com

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by mumeian2009 | 2015-11-02 21:04 | 無名庵シネクラブ上映

無名庵シネクラブ第28回映画上映会10月9日(金)   「清作の妻」増村保造監督

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三日月に地はおぼろなり蕎麦の花 芭蕉
春の三日月はほとんど水平になり釣り船の形に見えたのに対して、秋分ごろは直立である。
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トクサの間から石菖(せきしょう)。
山野に自生しているように季節感にこだわることなく楽しんでいます。
<お知らせ>
無名庵 朗読のお知らせ10月7日(水)開演午後1時30分から
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10月7日(水)無名庵 朗読の午後 第16回 朗読 堀越セツ子さん
「あにいもうと」室生犀星  開場午後1時、開演午後1時30分から
かいひ700円(珈琲・お菓子付き)
お申込み・お問合せ 042-584-0256 堀越氏まで
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10月9日(金)午後6時30分から 無名庵シネクラブ第28回映画上映会
次回の推薦者の小勝雅夫(おがつまさお)氏のフライヤーよりご覧ください。
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第28弾
映 画 上 映 会
2015年 10月9日(金)午後6時30分から
むめい無名あん庵ギャラリーにて ギャラリーは、午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。
「清作の妻」増村保造監督 
新東宝1965年/モノクロ/93分
監督:増村保造 脚本:新藤兼人 出演:若尾文子 田村高廣 小沢昭一 殿山泰司   原作:吉田弦二郎(同名の小説)
*上映とおはなし 小勝雅夫(おがつまさお)
私の一本、『 清作の妻 』・・・
 この映画は貧しい日本の農村での男女の物語であり、あまりにも真っ当に時代の要請に応えて献身する若者と、あまりにも真っ当に自分の女としての欲望に生きた女性との愛と葛藤の物語である。
時は明治の末期、日露戦争のさなか、男はすべてにおいてお上、つまり帝国主義日本政府の要請に応えて帝国軍人の範を垂れんとする農民であり、女は、貧しさのゆえに身を売られた、つまり村の有力者に囲われた妾である。
 近年この映画を見たとき、私は激しい感情に見舞われると同時に、この映画に描かれているような状況が、現在の私たちの社会といまだに通底しているのではないかと思った。この映画では、女が愛のために火箸で男の目を突いて盲目にするが、これは映画「春琴抄」において、男が自分の目を突く「純愛」とは裏返しの、それでもいちずに男を自分のものにしようとする、「純愛」と呼べる愛の物語であり、同時に春琴の愛にはない背景として激しい時代状況をここにみるのである。
 男は満州に出征して模範兵として除隊する。帰郷しても彼は模範の軍人であり、村の生活のすべてにおいて村人の範となる。早朝木に登りそこから村全体に聞こえるようにラッパを吹き、一日の勤勉な仕事の着手をうながす、すべてがお上の意に沿うような糞まじめな男であり、女はその全く裏返しのように生きる。やがて二人は出会うのであるが、それは女が旦那の急死により突然自由になったからである。男は再度徴兵されて満州へ行き、しかし幸運にも無事に生還する。そのあたりから、物語は激しく展開していく。
 私はこの映画に、戦後七十年を経た今日の日本を重ね合わせて見てしまうのである。勿論大きく変わったものがある。だが・・・・・ここから先については、映画の後に皆さんと共に語り合いたいと思う。
 監督の増村保造については一時漠然と『狂った果実』の監督だと思っていたあまりにも無知な時期があった。彼は戦後のイタリアに留学、かの高名なヴィスコンティやフェリーニに学んだ鬼才であると知ったのはかなり後のことであり、『兵隊やくざ』や『セックス・チェック第二の性』などかなり個性の強い、強烈な自我意識の映画を見たことはあるが、若尾文子とのコンビや、勝新太郎などと組んで暴れまくっていたようなことについては、あまり知ることがなかったと告白するしかない。
余談であるが、脚本の新藤兼人であることが、私には彼の最後の作品である『一枚のはがき』と重なってくるのである。

●小勝雅夫(おがつ まさお)
エセイスト 著書に『痴呆のオルゴール』『唖・言葉』『夜間非行』『近似値的詩人ウスタゴ』
『単彩胞の夢』『近似値的詩人ウスタゴ』『起承転々多重音声遁走曲』等あり。
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無名庵シネクラブ映画上映の影響で町の景色も変わって見える!
映画「2001年宇宙の旅」に出てくる「モノリス」と呼ばれる謎の黒石板。わが町にあり??
原作者アーサー・C,クラークの独特の歴史観・・・そして、スタンリー・キューブリック監督のSF映画を思い出す。科学の進歩がもたらす弊害や人類の退化さえも予見している黒石板か・・・

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by mumeian2009 | 2015-09-21 19:03 | 無名庵シネクラブ上映