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12月12日(金)無名庵シネクラブ第23回映画上映会フィンランド映画「ヤコブへの手紙」

12月12日(金)午後6時30分から無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第23弾の映画上映会を開きます。
だんだん日も短くなり、夕日が部屋を通って直接玄関に!空が明るくても強い夕日。自然の光と影の不思議さを見ながら・・・
映画を見て大部分の人(私を含めて)が理解するのがストーリーです。だが上映会を続けているとストーリー以上に、ずっとたくさんのものが見えてきます。人を、涙、笑い、驚き、理解へと誘う・・・なぜ感動させられるかに気づくようになってくる。鑑賞眼は深まる映画体験や上映会に、ぜひ、どうぞ!
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映画上映会は
小勝雅夫さん推薦のフィンランド映画「ヤコブへの手紙」
監督:クラウス・ハロ 2009年/カラ―75分です。
フライヤーのお知らせを、ご覧ください。 掲載します。
映 画 上 映 会
ヤコブへの手紙
2014年12月12日(金)午後6時30分から無名(むめい)庵(あん)ギャラリー
午後6時オープン。資料代 300円(お茶・お菓子サービスあり)
映画上映後、みんなでお話タイムとなります。
フィンランド映画 2009 年 カラー 75分
監督 クラウス・ハロ  
脚本 クラウス・ハロ、ヤーナ・マッコネン
キャスト レイラ:カ-リナ・ハザード ヤコブ牧師:ヘイッキ・ノウシアイネン        
郵便配達:ユッカ・ケイノネン
上映とお話し(私の一本)小勝雅夫 「ヤコブへの手紙」
 静かな湖畔の村はずれにある荒れた教会とその近くにあるこれも古い牧師館、そこに一人の失明した老牧師がいる。ほとんど人の訪れない牧師を俗界とつなぐ郵便、この映画にはこの盲目の牧師と、そこへ毎日手紙を運ぶ郵便配達夫と、一人の家政婦しか登場しない
 ある日、終身刑を宣告されて服役する中年の女、レイラは突然恩赦により釈放される。
 レイラはなぜ釈放されるのか釈然とせず反抗的な態度をとるが、結局解放されて牧師の所へ行くように半ば強制的に指示される。釈放されてもなかなか仕事がないから、と牧師の家に行くことを指示するのだ。ふてくされながらもレイラは牧師館を訪ねる。すると牧師は待っていましたとばかりに束ねた手紙を読むように、そしてその返事を口述筆記するように頼む。
 そんな単調な日々、郵便配達夫は毎日手紙を運ぶが、レイラを疑ってひっそりと牧師が殺されてはいないかと牧師館に忍び込み、見つかってレイラにつまみ出される。以来なぜか彼は牧師館の手前でわき道にそれるようになる。そうして手紙も来なくなるのだが、彼は実際に手紙が来なくなったと言い張り、なぜか釈然としない。そしてレイラは牧師に対して反抗的な態度で彼の面倒を見る。自分は終身刑に服することをあえて引き受けたつもりなのを、誰が、なぜ恩赦を嘆願したのか、そして牧師は寄せられた手紙の内容に応じて彼らのために祈る、それを自分の神に対する務めのようにして、返事を書くのだ。
 レイラはレイラで、ある日牧師館の一室で首をつろうとして、間一髪牧師に助けられる。そうした中で静かに深い感動的な事実が明かされレイラは手紙を読むと見せかけて自分の物語を語り始める・・・・
 静かで単調なピアノソロなどによる伴奏で、劇的な動きもなく牧師の死が訪れるが、北欧フィンランドの静かな自然の色と時間が心に沁み込んでくる、そんな映画である。

小勝雅夫:詩人 詩集「痴呆のオルゴール」「唖・言葉」「夜間非行」「近似的詩人ウスタゴ」「近似的詩人ウスタゴ或いは起承転々多重音声遁走曲」「淡彩胞の夢」等々

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by mumeian2009 | 2014-11-28 10:39 | 無名庵シネクラブ上映