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くらしアート 無名庵 ギャラリー

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8月31日(金)無名庵シネクラブ第45回 映画「バティニョ―ルおじさん」上映

西日本を中心とした記録的な豪雨、災害で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。被災された方の一日も早い生活再建を願います。
平安時代から洪水などにより疫病が流行し、その退散を願った京都最大の祭、祇園祭(祇園御霊会ぎおんごりょうえ)が始まっている。日本で初めての都市における祭である。都市の造営の際、そこの自然風土をふまえた形で再生することをねがいたい・・・

8月31日(金)午後6時30分から(午後6時オープン)
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第45弾映画上映会
フランス映画『バティニョールおじさん』
推薦のフライヤーより抜粋

みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK

無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ

 第45弾 

映画上映会

バティニョールおじさん

MONSIEUR BATIGNOLE

フランス映画/2002/カラー103

第10回フランス映画祭横浜正式出品作品、2002年モントリオール映画祭正式出品作品

監督:ジェラール・ジュニョ 脚本:ジェラール・ジュニョ、フィリップ・ロペス・キュルヴァル

製作:ジェラール・ジュニョ 、ドミニク・ファルジア、オリヴィエ・グラニエ

音楽:カトリーヌ・ケルベル 撮影:ジェラール・シモン

キャストジェラール・ジュニョ 、ジュール・シトリュク 、ミシェル・ガルシアジャンポール・ルーヴアレクシア・ルタルゲッツ・ブルガーエリザベス・コメリンム・カーマンダミアン・ジュイユロヴィオレット・ブランカエルダフネ・ベヴィール

*上映とおはなし 滝島憲治(たきしまけんじ)

「エンターテインメントとして第一級の面白さなのに、ズシンとこたえる。・・・

こんなとき、自分ならどう振舞うだろうかと自問せずにはいられなかったのだ・・・」と

この映画のDVDケースに、アニメーション映画監督 高畑勲の推薦している文章を探しました。

高畑勲は、去る4月5日にお亡くなりになり、遺作となった『かぐや姫』や、また、『アルプスのハイジ』・『ホーホケキョとなりの山田くん』・『おもひでぽろぽろ』など、その日常を丁寧に描き、観客に思考する余地を残すことに努められ、多くの作品を残されました。ご冥福をお祈りしたいと思います。

『バティニョールおじさん』は、ジェラール・ジュニョ監督自ら脚本・主演の映画です。ぜひ、みなさんと鑑賞したいと思い推薦致しました。

ストーリーは、ナチス占領下のフランスを舞台に、ふとしたことからユダヤ人の子供たちを匿(かくま)うことになった主人公が、やがて彼らの逃亡を手助けするために決死の選択をする姿を描く感動のドラマです。平凡な中年男が、戦争の不合理に直面して、自らの尊厳を取り戻していく過程をコミカルな要素を織り込み、暖かな眼差しで見つめる。

1942年、ナチス占領下のパリ。ドイツ軍はユダヤ人検挙の協力をフランス国民に要求していた。肉屋を営む主人公のバティニョールは、ナチス支持者の娘婿が隣家のユダヤ人、バーンスタイン一家を密告したことから図らずもナチスに協力してしまう。そんなある晩、バティニョールのもとにバーンスタイン家の12歳の息子シモンが現われる。連行先からなんとか逃げ出してきたと言う。あわててシモンをかくまうバティニョール。仕方なく、シモンをスイスへ逃そうと画策するバティニョールだったが・・・。

高畑勲の推薦文も紹介します。

「平凡な肉屋のおっさんと子どもたちにこんなにもドキドキハラハラさせられ、思いもかけず笑ってしまい、そして最後は感動の涙。エンターテインメントとして第一級の面白さなのに、ズシンとこたえる。心満たされながら、よかったね、だけでは済まなかった。状況は深刻で、おっさんが善意の深みにはまっていくのをハラハラ見守りながら、こんなとき、自分ならどう振舞うだろうかと自問せずにはいられなかったのだ。映画は真実味にあふれている。フランス人にとってナチス占領時代は、こういう深刻で真剣な自問のために、

何度でも取り上げ、思い返さなければならない苦しい時代なのだろう。

たしか、私たち日本人にも、そういう時代あったはずだが・・・。」   


お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)携帯090-9957-0880  

協力:AIR-空ーパフォーミング・アーツ研究会 http://airpai.com

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# by mumeian2009 | 2018-07-17 09:03 | 無名庵シネクラブ上映

無名庵シネクラブ第44回映画上映会6月8日午後6時30分から上映!

5月、深き緑に、四枚の白い花びら、どくだみの花が日陰に咲く。
十薬や 命たすけて 青き空 憲治 

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<おしらせ>

◆5月27日(日)多文化・環境共生型 野外フリーイベント
第11回「みんなちがって みんないい」  終了しました。
10:00~16:30八王子市庁舎前 浅川河川敷広場にて 
音楽と踊り・体験イベント・エスニック料理と雑貨の店他
入場無料・雨天決行

◆6月1日(金)・2日(土)・3日(日)
無名庵 夏の掘り出し物 得々市ーくらしに うるおいを!終了しました。 
3日間 各12時~18時まで開催

古いものたちに もう一度、命を吹き込んで生活の場に活かしましょう。

食器(ガラス・漆器・陶磁器)、花器(かご・陶磁器)、夏の着物・古布、銘木・板、建具など

◆6月17日(日)14:00~16:00
菊池和子スライドトーク
 7年目のフクシマ 小さき人々の声は 私たちの道しるべ
「福島原発事故ー大地を奪われし人々」参加費500円(コーヒー付き)
予約先:酒井090-3212-2949/ 菊池080-6595-8166
予約開始6月1日(金)より
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◆6月8日(金)午後6時30分から (終了しました。)
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無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第44

映 画 上 映 会

午後6時オープン。資料代 300円(お茶・お菓子サービスあり)

映画上映後、みんなでお話タイムとなります。

ドキュメンタリー

こまどり姉妹がやってくる

ヤァ!ヤァ!ヤァ!」

日本映画/2009年/カラー71分+α?

監督:片岡英子  製作:桝井省志  プロデューサー:土本貴生、山川雅彦  撮影監督:長田勇市

録音:郡弘道  編集:村上雅樹、宮島竜治  音楽録音:鳥光浩樹

題字/タイトル:赤松陽構造  製作主任:井手浩一朗

出演:こまどり姉妹(長内英子/姉、長内敏子/妹)  配給:アルタミラピクチャーズ

*上映とおはなし LoveArtPuff(ラブ・アート・パフ)

来年は60周年!昭和最長のツインズ! どっこい生きてるロックンローラー!!

「ドキュメンタリーは観ますか?」「たま~にって感じですかね」「そうですか」

「なにかお勧めのものはありますか?」「そうだなー、出身は北海道でしたっけ?」

「北海道の釧路です」「えっ?釧路!」「はい」「釧路出身なら、こまどり姉妹がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!は観ました?」「いいえ」「ダメだ!絶対観なきゃ!」

仕事の打ち上げで行った歌舞伎町の台湾料理屋「青葉」。

仕事の話も終わり、話題が様々に巡り好きな映画の話になったとき、普段は冷静なライターのK氏が

珍しく語気を強めた。

こまどり姉妹は同郷ということもあり、知らないわけではなかったが、彼女たちが活躍していた頃、

わたしはまだ小さく、あまり印象に残っていなかった。「面白いですか?」

「なんて言うか、傑作です。人生ソウル、生きざまロックですよ! 昭和がどっこい、今も生きている。こまどりがさえずるところはタイムスリップする。同郷なら、より響くんじゃないかな、きっと」

五日後、DMMからDVDが届いた。テープを剥がし、DVDを取り出す。PCのトレーに載せ、閉じる。ふと思う。『ヤァ!ヤァ!ヤァ!』ってビートルズじゃなかったか? 映画が始まる。

貧しい暮らしからスターとなり、80歳の今も全国を回って歌い続ける双子の歌手、こまどり姉妹。

2005年から3年に渡って彼女たちに密着取材し、数々の苦難を乗り越え、戦後を生き抜いてきたその

人生に迫るドキュメンタリー。

監督はオムニバス作品「歌謡曲だよ、人生は」の中の一編「ラブユー東京」を手掛けた片岡英子。

「わたしたち、歌が好きで歌手になったんじゃないこと、みなさんご存じですか?」

二人の言葉が心に響く。

人生、やっぱ、ロックンロールだぜ! シェケナベイベー!!

LoveArtPuff (ラブ・アート・パフ) プロフィール

1957年北海道生まれ、東京造形大学除籍、主にフォト・インスタレーション製作

※今回、本来なら小勝さんの担当でしたが、小勝さん多忙につき、PUFFの担当となりました。

 しばらくの間、ローテーションから小勝さんが抜けますが、ご了承ください。

お問い合わせ無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)携帯090-9957-0880

 

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# by mumeian2009 | 2018-05-23 17:31

5月9日午後2時から市民公開講座「八王子市史編さん事業の成果と課題」講師:宮崎翔一さん

5月の初め、香りをただよわせて大輪の花ひらく
はなやかに いのちをつなぐ 牡丹かな 憲治

はなやかで しずかに咲く牡丹は「花王」の別名にふさわしい!
一花一木を楽しむ!
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お知らせ

八王子自治研究センター主催: 市民公開講座
『八王子市史編さん事業の成果と課題』

5月9日(水)午後2時~4時頃 会場:無名庵
講師:宮崎翔一さん(元八王子市史編さん専門調査員)/その他 報告:多摩地域の市史編さん事業と公文書管理の現状
お申込みは八王子自治研究センター℡042-626-7714
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# by mumeian2009 | 2018-05-05 11:53 | おしらせ

4月13日(金)無名庵シネクラブ第43回映画上映会開催

春分の日、二十四節気の一つ「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日
東京の西、高尾山に日が沈む。片倉城祉より望む。北の斜面の雑木林の中にカタクリの群生地があり、
西日を浴びて下向きに咲いている。花ことば「さびしさに耐える」・・・なるほど、ガンバって咲いている。
花の種に甘さがあり、アリなどが巣に運び、そこから群生地がひろがるそうです。
無名庵の前のコンクリートの隙間にスミレも咲きはじめ、やはり花の種が甘く、アリが巣に運び発芽する。
自然とともに、くらしを大切にしたいギャラリーを開いています。よろしく!


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4月13日(金)映画上映会 午後6時30分から
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第43弾 (終了)
『流れる』成瀬巳喜男監督1956年 モノクロ117分
推薦者 波多野哲朗さんのお知らせフライヤーより抜粋


『流れる』

監督:成瀬巳喜男

日本映画/東宝1956年/モノクロ/117

原作:幸田文

脚本:田中澄江、井出俊郎  製作:藤本真澄

撮影:玉田正夫  音楽:斎藤一郎  美術:中古智

出演:

田中絹代  山田五十鈴  高峰秀子  岡田茉莉子  杉村春子

中北千枝子  松山なつ子  賀原夏子  泉千代  南美江

宮口精二  仲谷昇  加東大介  中村伸郎

栗島すみ子(特別出演)

*上映とおはなし
 波多野哲朗(はたのてつろう)

次回(413日)の「上映とおはなし」の担当は小勝雅夫さんの予定でしたが、小勝さんが重症のインフルエンザに罹られたため、急きょ波多野がピンチヒッター役を引き受け、上映作品を選んでこの「次回予告」を作成いたしました。しかし次々回(68日)の「上映とおはなし」はパフさんが担当し、それ以降も従来のローテーションにしたがって上映会を開催してまいりますので、よろしくお願いいたします。

「あなたが最も高く評価する日本映画を1本挙げてください」などという無理難題を押しつけられたとき、私は「う~ん…」と唸ったあと、「成瀬の『流れる』になるのかな」と答えるだろう。だがこうした<間違った>質問を平気で投げかける若者にかぎって、私のこたえに怪訝な顔をするのだ。おそらくこの映画が日本を代表する小津、溝口、黒澤のものではないからだろう。たしかにこれらの「巨匠」たちの映画には凄まじいものがある。厳格なフォームを徹底することで、かえってそこから逸脱する微細な感情の起伏を生々しく際立たせる映画『東京物語』。流れるようなカメラの動きで、精緻極まりない人間と世界との関係を描写する映画『雨月物語』。シリアスを装いつつ、活劇の歓びを凝縮させた映画『七人の侍』。しかもこれら「巨匠」たちはおしなべて寡作であって、取りこぼしが少ない。だから「作家主義」のお眼鏡に叶うのである。それに引き換え成瀬のフィルモグラフィーは約90本、そこには無数の駄作がある。映画作家というよりは映画職人と見なされてきた成瀬であり、名監督と見なされるようになった晩年においてすら、この傾向は根本的には変わっていない。にもかかわらず私たちは、凡庸な砂利石に混じって珠玉のように輝く何本かの映画を発見するだろう。『流れる』はその1本である。だがこのような映画は、日本映画にはもはや二度と出現することのない映画である。そもそもこれだけの女優たちをどうやって1本の映画に集めることが出来ようか。サイレント時代の幻の大スター栗島すみ子、あるいは山田五十鈴と田中絹代の共演。さらには映画のラストを飾る山田五十鈴と杉村春子による三味線の連弾。しかもこの物語は、没落する柳橋の芸者置屋の内輪話。一度「断筆宣言」をした幸田文が、置屋の女中として住み込んだときの体験談を基にして書かれているのだから、昭和を生きた女たちのこの奇跡的な出会いには、ただただ刮目するほかはない。
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無名庵より: 4月13日午後6時30分から映画上映会。眼が疲れない大きなスクリーンに映写です。おたのしみに!

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# by mumeian2009 | 2018-04-01 19:33 | 無名庵シネクラブ上映

3月28日(水)無名庵 朗読の午後 朗読:堀越セツ子さん

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朗読の午後 開催 堀越せつ子さん朗読
3月28日13時30分(開場13時)〜無名庵にて 会費700円(珈琲・お菓子付き)坂口安吾「桜の森の満開の下」
お申込み・お問合せ 042-584-0256堀越

お知らせ
2018年3月21日(水・祝)まで東京国立近代美術館にて
没後40年 熊谷守一(クマガイモリカズ)生きるよろこび 開催中
「蟻は左の二番目の足から歩きだすんだよ」という言葉は、長い観察を元に作品を生み出す熊谷の制作スタイルを如実に表しでいます。
200点を超える作品と日記や書簡など大回顧展です。ぜひ、お勧めです。
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# by mumeian2009 | 2018-03-07 11:15 | 朗読の会のお知らせ

2月16日(金)無名庵シネクラブ第42回映画上映会『ぼくの瞳の光』

無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第42回 映画上映会2月16日(金)午後6時30分から
イタリア映画『ぼくの瞳の光』ジュゼッペ・ピッチョーニ監督2001年制作 カラー109分

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フキノトウが春を告げています

シネマのお知らせフライヤーより抜粋

私の一本

耳で見て、目で聞く・・・ そんな禅の教えのような、作り方にみえる映画を推薦します。

題名は『ぼくの瞳の光』

母親が必死に生きる姿、不器用でも精一杯。それをハイヤーの運転手が見守る物語。

監督の心やさしい眼差しが感じられる映画です。

なぜ、私が「耳で見る」と感じたのか、

それは作曲家ルドヴィコ・エイナウディのピアノの音がシンプルで、繰り返えされて雨だれのように聞こえる。そこから、ひとりの画家を思い出した。

画家 熊谷守一の、雨樋から溢れ出る雨水だけの絵『夕立雨水』。まさに音を絵で見る表現と同じに思えたからです。

次に「目で聞く」と思えたのは

それは主人公の母親が、日々の生活に疲れきっている様子を、見えないはずの心と叫び声が聞こえてくる。それがすごい、見事な映像と思いました。

今回は、イタリアの映画を選びたいと思って、ずーと探していた所、イタリア映画祭傑作集に出会い、何回も見続けて選びました。イージーリスニングのこの映画の曲の心地よさや、配役のキャスティングもすばらしい。

ルドヴィコ・エイナウディのCDも買い求めてしまい毎日聴きながら、心地よさに浸っています。彼は「私にとってピアノは家。部屋を一つ一つ設計して、材料から細部に至るまで綿密に選び抜いて、この手で建てた家。そこには私の生きてきたすべて、そして愛するすべてのものエッセンスが詰まっています」と語っています。志と姿勢に共感を覚えながら、皆様と一緒に観ての、お話トークが楽しみです。                






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# by mumeian2009 | 2018-02-03 21:29 | 無名庵シネクラブ上映