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くらしアート 無名庵 ギャラリー

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カテゴリ:無名庵シネクラブ上映( 60 )

12月14日(金)午後6時30分から無名庵シネクラブ映画上映会『誰がために』

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11月、金色に輝く「イチョウ」。八王子「市の木」にも選定されている。
甲州街道(国道20号線)高尾駅入り口から追分町交差点まで、約4kmにわたり約770本のイチョウ並木が続く。
毎日、何気なく見ているイチョウは古い歴史をもち、恐竜のいた時代に最も栄え、現生のイチョウただ1種になったようである。空襲で焼け野原となった八王子で、一番初めに芽吹いた木がイチョウであるという。生きる古代植物で、考える・・・
銀杏散る やみにかがやく 金の色  憲治 

<お知らせ>
朗読
12月10日(月)朗読会第25回「無名庵朗読の午後」
井上靖「ハムちゃんの正月」*アンデルセン「モミの木」朗読:堀越セツ子氏
開場13時、開演午後13時30分 かいひ700円 お申込み・お問合わせは042-584-0256堀越


映画上映
12月14日(金)無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第47弾映画上映会
日向寺太郎監督『誰がために』日本映画/2005年/97分 
映画推薦とご案内のフライヤーより抜粋

次回上映会のご案内

無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第47弾

20181214日(金)午後6時30分から(開場6時)無名庵ギャラリ

資料代300円(お茶・お菓子のサービスあり)

上映後、みんなでお話タイムを過ごします。

みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK

『誰がために』

日本映画/2005年/カラー/97

原案・監督:日向寺太郎

脚本:加藤正人  撮影:川上晧市

美術監修:木村威夫  音楽:矢野顕子

出演:

浅野忠信   エリカ   池脇千鶴   小池徹平

宮下順子  烏丸せつこ  小倉一郎

眞島秀和  菊池凛子  香川照之

●映画『誰がために』について  波多野哲朗(はたのてつろう)

深い欠落感を抱えつつ生きる男の物語である。それは頭部を欠いたギリシャの女神ニケを眺めるまなざしにも似て、いかなる想像力をもってしてもその欠落を埋めることが出来ない。そのとき想像力は人間を解放するどころか、かえって人間を苦しめ、拘束することになるだろう。この映画は日向寺太郎監督の長編劇映画第一作であるが、以来この監督の受難劇は今日まで続いている。その在りようが、どこかタルコフスキーを想起させる。

さて、201012月にスタートした無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズもいよいよ来年で幕を閉じることになり、次回が私の担当する最後の上映会となりました。8年間もの長きにわたってサポートしてくださった皆さま方に厚く御礼申し上げます。さて次回上映するのは日向寺太郎監督の『誰がために』です。監督みずからも来場いたします。これまでもこのシリーズでは、谷口正晃監督の『父のこころ』(第26弾)、波多野哲朗監督の『サルサとチャンプルー Cuba/Okinawa』(第11弾)を上映したときは、監督も上映後のディスカッションに参加しました。今回も同様ですが、さらに日向寺監督のほか、その友人である谷口正晃監督、また先輩である佐藤博昭監督を加えての3人による鼎談を開催することになりましたので、どうぞご期待ください。

●監督たちによる鼎談:映画『誰がために』をめぐって

日向寺太郎監督、谷口正晃監督、佐藤博昭監督(司会:波多野哲朗)

*日向寺太郎(ひうがじたろう)

『誰がために』で劇映画監督デビュー。高い評価を得て、主演の浅野忠信が第60回毎日映画コンクールで男優主演賞。2005年、『火垂るの墓』が全国80館で公開され、松坂慶子が

毎日映画コンクールで女優助演賞、松田聖子が日本映画批評家大賞審査員特別賞。09年、ドキュメンタリー『生きもの―金子兜太の世界』。2013年公開の『爆心 長崎の空』が、上海国際映画祭コンペティション部門に選出される。日大芸術学部映画学科で非常勤講師。

*佐藤博昭(さとうひろあき)

映像制作・教育・批評・ワークショップとロックバンドを並行して行う。著書に『戦うビデオカメラ』(2008年)など。「東京ビデオフェスティバル(TVF)」および「市民がつくるTVFの審査員。現在、長編ドキュメンタリー『ブルースんどれい』を制作中。

*谷口正晃(たにぐちまさあき)

2010年、『時をかける少女』で長編劇映画デビュー。第32回ヨコハマ映画祭で新人監督賞受賞。テレビドラマ『人質の朗読会』で第4回衛星放送協会オリジナル番組アワード・ドラマ部門で最優秀賞。『マザーズ』で平成26年度文化庁芸術祭のテレビドラマ部門優秀賞。

お問い合わせ:無名庵(むめいあん)12時から夜7時まで(月曜定休)携帯090-9957-0880 

 


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by mumeian2009 | 2018-11-18 17:50 | 無名庵シネクラブ上映

10月12日(金)無名庵映画上映会

日本列島を縦断した台風24号は、各地で記録的な暴風が観測された。一日午前零時すぎには、ここ八王子で最大瞬間風速は45・6メートルを記録。この地点の観測史上一位記録を更新。しかし、駅前の銀杏並木はビクともしない。無名庵の萩の灌木は乱れても青空に花を残す。自動車が倒れるぐらいの暴風を、芭蕉は「野分」で情緒を味わせてくれる・・・
    猪も ともに吹かるゝ野分かな 芭蕉
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<映画上映会のお知らせ>
10月12日(金)
午後6時30分から無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第46弾
映画上映会
スイス映画『マルタのやさしい刺繍』86分
べティナ・オベルリ監督
風姫(かぜひめ)さん推薦のご案内から抜粋・・・

『マルタのやさしい刺繍』
原題 Die Herbstzeitlosen
監督 べティナ・オベルリ
スイス映画 コメディー 86分  配給:アルシネテラン
2006年8月4日スイス公開 / 2007年2月10日ドイツ公開 / 2008年10月18日日本公開
原案:べティナ・オベルリ 脚本:ザビーヌ・ポッホハンマー、べティナ・オベルリ 
プロデューサー:アルフィ・シニンガ- 制作:オリヴィア・エシュガー 
出演:シュテファニー・グラーザー、ハイジ・マリア・グレスナー、アンネマリー・デューリンガー
モニカ・グブザー、ハンスペーター・ミュラー=ドロサート、リリアン・ネーフ、モニカ・ニッゲラー
音楽:ルック・ツィメルマン、シュトゥーベムースィヒ・レヒシュタイナー 
撮影:ステファン・クティ美術:モニカ・ロットマイヤー 録音:マルク・フォン・シュトゥラー 編集:ミヒャエル・シェーラー 衣装デザイン:グレタ・ロドラー 配給:アルシネテラン
〇2006年度 スイス観客動員数第1位 〇2007年スイス映画賞(Swiss Film Prize)主演女優ノミネート
〇2007年度アカデミー賞外国語映画賞スイス代表作品〇2008年ミニシアターランキング洋画部門第1位

*上映とおはなし 風姫 (かぜひめ) 
私の(!えらんでしまう!)一本
キャッチコピーは、縫い残した未来が輝きはじめる。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
夢見るパワーとは、あきらめないココロ。いつからだって夢を見る権利がある。
おババのステキな挑戦、などなど。スイスの小さな村のおばあちゃんたちが、夢に向かって奮闘する様子を、どうぞ、お楽しみください。
夢など持たない方が楽かもしれません。そうです、夢(理想)を持った瞬間に、何故かいろんな壁が現れはじめます。この壁は一体全体、どんなものなのでしょうか?何からできているのでしょう?人生は最後まで何が起こるかわかりません。夫に先立たれて生きる張り合いを無くした80歳のマルタは、友だちに手伝ってもらい、クローゼットの整理をはじめます。棚の上には、きれいなBOXが!それはマルタが大切にとっておいたMONO!マルタは人に見せることを嫌がるのですが、ふたを開けると、そこにはある物が、終(しま)われていたのでした。これを触るときのマルタの手、そして触ったあとのマルタの変化の表し方に、なんとも言えないセンスを感じました。仲良しの4人の友情の紆余曲折もいろいろあります。いっしょに生きるというのは、きっとこういうことの連続なのでしょう。人間だもの、避けては通れません。牧師さんや議員さんも、どうしようもない感じがよくでています。だって人間だもの!いろんなキャリアを持つ出演者の演技も楽しめます。食べ物の並ぶ食卓、寝室クローゼット、カーテンなどのインテリア、衣装を含め、沢山のテキスタイルの色や模様も、地味なんですが、とっても凝っています。最近のハリウッド発ミュージカルを何本も立て続けに見たせいか、ノスタルジ~をノスタルジックに旅してみたくなりました。

風姫 (かぜひめ) プロフィール
ラボからセッションへと 流れを大事に 泳いだあとの ひと呼吸 あらっ 石は ふわふわと 浮かびあがる そうです 秋の先には 冬がきっと 待っているはず  

お問い合わせ:無名庵(むめいあん)
昼12時から午後7時まで(月曜定休)090-9957-0880

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by mumeian2009 | 2018-10-01 16:55 | 無名庵シネクラブ上映

8月31日(金)無名庵シネクラブ第45回 映画「バティニョ―ルおじさん」上映

西日本を中心とした記録的な豪雨、災害で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。被災された方の一日も早い生活再建を願います。
平安時代から洪水などにより疫病が流行し、その退散を願った京都最大の祭、祇園祭(祇園御霊会ぎおんごりょうえ)が始まっている。日本で初めての都市における祭である。都市の造営の際、そこの自然風土をふまえた形で再生することをねがいたい・・・

8月31日(金)午後6時30分から(午後6時オープン)
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第45弾映画上映会
フランス映画『バティニョールおじさん』
推薦のフライヤーより抜粋

みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK

無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ

 第45弾 

映画上映会

バティニョールおじさん

MONSIEUR BATIGNOLE

フランス映画/2002/カラー103

第10回フランス映画祭横浜正式出品作品、2002年モントリオール映画祭正式出品作品

監督:ジェラール・ジュニョ 脚本:ジェラール・ジュニョ、フィリップ・ロペス・キュルヴァル

製作:ジェラール・ジュニョ 、ドミニク・ファルジア、オリヴィエ・グラニエ

音楽:カトリーヌ・ケルベル 撮影:ジェラール・シモン

キャストジェラール・ジュニョ 、ジュール・シトリュク 、ミシェル・ガルシアジャンポール・ルーヴアレクシア・ルタルゲッツ・ブルガーエリザベス・コメリンム・カーマンダミアン・ジュイユロヴィオレット・ブランカエルダフネ・ベヴィール

*上映とおはなし 滝島憲治(たきしまけんじ)

「エンターテインメントとして第一級の面白さなのに、ズシンとこたえる。・・・

こんなとき、自分ならどう振舞うだろうかと自問せずにはいられなかったのだ・・・」と

この映画のDVDケースに、アニメーション映画監督 高畑勲の推薦している文章を探しました。

高畑勲は、去る4月5日にお亡くなりになり、遺作となった『かぐや姫』や、また、『アルプスのハイジ』・『ホーホケキョとなりの山田くん』・『おもひでぽろぽろ』など、その日常を丁寧に描き、観客に思考する余地を残すことに努められ、多くの作品を残されました。ご冥福をお祈りしたいと思います。

『バティニョールおじさん』は、ジェラール・ジュニョ監督自ら脚本・主演の映画です。ぜひ、みなさんと鑑賞したいと思い推薦致しました。

ストーリーは、ナチス占領下のフランスを舞台に、ふとしたことからユダヤ人の子供たちを匿(かくま)うことになった主人公が、やがて彼らの逃亡を手助けするために決死の選択をする姿を描く感動のドラマです。平凡な中年男が、戦争の不合理に直面して、自らの尊厳を取り戻していく過程をコミカルな要素を織り込み、暖かな眼差しで見つめる。

1942年、ナチス占領下のパリ。ドイツ軍はユダヤ人検挙の協力をフランス国民に要求していた。肉屋を営む主人公のバティニョールは、ナチス支持者の娘婿が隣家のユダヤ人、バーンスタイン一家を密告したことから図らずもナチスに協力してしまう。そんなある晩、バティニョールのもとにバーンスタイン家の12歳の息子シモンが現われる。連行先からなんとか逃げ出してきたと言う。あわててシモンをかくまうバティニョール。仕方なく、シモンをスイスへ逃そうと画策するバティニョールだったが・・・。

高畑勲の推薦文も紹介します。

「平凡な肉屋のおっさんと子どもたちにこんなにもドキドキハラハラさせられ、思いもかけず笑ってしまい、そして最後は感動の涙。エンターテインメントとして第一級の面白さなのに、ズシンとこたえる。心満たされながら、よかったね、だけでは済まなかった。状況は深刻で、おっさんが善意の深みにはまっていくのをハラハラ見守りながら、こんなとき、自分ならどう振舞うだろうかと自問せずにはいられなかったのだ。映画は真実味にあふれている。フランス人にとってナチス占領時代は、こういう深刻で真剣な自問のために、

何度でも取り上げ、思い返さなければならない苦しい時代なのだろう。

たしか、私たち日本人にも、そういう時代あったはずだが・・・。」   


お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)携帯090-9957-0880  

協力:AIR-空ーパフォーミング・アーツ研究会 http://airpai.com

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by mumeian2009 | 2018-07-17 09:03 | 無名庵シネクラブ上映

4月13日(金)無名庵シネクラブ第43回映画上映会開催

春分の日、二十四節気の一つ「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日
東京の西、高尾山に日が沈む。片倉城祉より望む。北の斜面の雑木林の中にカタクリの群生地があり、
西日を浴びて下向きに咲いている。花ことば「さびしさに耐える」・・・なるほど、ガンバって咲いている。
花の種に甘さがあり、アリなどが巣に運び、そこから群生地がひろがるそうです。
無名庵の前のコンクリートの隙間にスミレも咲きはじめ、やはり花の種が甘く、アリが巣に運び発芽する。
自然とともに、くらしを大切にしたいギャラリーを開いています。よろしく!


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4月13日(金)映画上映会 午後6時30分から
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第43弾 (終了)
『流れる』成瀬巳喜男監督1956年 モノクロ117分
推薦者 波多野哲朗さんのお知らせフライヤーより抜粋


『流れる』

監督:成瀬巳喜男

日本映画/東宝1956年/モノクロ/117

原作:幸田文

脚本:田中澄江、井出俊郎  製作:藤本真澄

撮影:玉田正夫  音楽:斎藤一郎  美術:中古智

出演:

田中絹代  山田五十鈴  高峰秀子  岡田茉莉子  杉村春子

中北千枝子  松山なつ子  賀原夏子  泉千代  南美江

宮口精二  仲谷昇  加東大介  中村伸郎

栗島すみ子(特別出演)

*上映とおはなし
 波多野哲朗(はたのてつろう)

次回(413日)の「上映とおはなし」の担当は小勝雅夫さんの予定でしたが、小勝さんが重症のインフルエンザに罹られたため、急きょ波多野がピンチヒッター役を引き受け、上映作品を選んでこの「次回予告」を作成いたしました。しかし次々回(68日)の「上映とおはなし」はパフさんが担当し、それ以降も従来のローテーションにしたがって上映会を開催してまいりますので、よろしくお願いいたします。

「あなたが最も高く評価する日本映画を1本挙げてください」などという無理難題を押しつけられたとき、私は「う~ん…」と唸ったあと、「成瀬の『流れる』になるのかな」と答えるだろう。だがこうした<間違った>質問を平気で投げかける若者にかぎって、私のこたえに怪訝な顔をするのだ。おそらくこの映画が日本を代表する小津、溝口、黒澤のものではないからだろう。たしかにこれらの「巨匠」たちの映画には凄まじいものがある。厳格なフォームを徹底することで、かえってそこから逸脱する微細な感情の起伏を生々しく際立たせる映画『東京物語』。流れるようなカメラの動きで、精緻極まりない人間と世界との関係を描写する映画『雨月物語』。シリアスを装いつつ、活劇の歓びを凝縮させた映画『七人の侍』。しかもこれら「巨匠」たちはおしなべて寡作であって、取りこぼしが少ない。だから「作家主義」のお眼鏡に叶うのである。それに引き換え成瀬のフィルモグラフィーは約90本、そこには無数の駄作がある。映画作家というよりは映画職人と見なされてきた成瀬であり、名監督と見なされるようになった晩年においてすら、この傾向は根本的には変わっていない。にもかかわらず私たちは、凡庸な砂利石に混じって珠玉のように輝く何本かの映画を発見するだろう。『流れる』はその1本である。だがこのような映画は、日本映画にはもはや二度と出現することのない映画である。そもそもこれだけの女優たちをどうやって1本の映画に集めることが出来ようか。サイレント時代の幻の大スター栗島すみ子、あるいは山田五十鈴と田中絹代の共演。さらには映画のラストを飾る山田五十鈴と杉村春子による三味線の連弾。しかもこの物語は、没落する柳橋の芸者置屋の内輪話。一度「断筆宣言」をした幸田文が、置屋の女中として住み込んだときの体験談を基にして書かれているのだから、昭和を生きた女たちのこの奇跡的な出会いには、ただただ刮目するほかはない。
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無名庵より: 4月13日午後6時30分から映画上映会。眼が疲れない大きなスクリーンに映写です。おたのしみに!

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by mumeian2009 | 2018-04-01 19:33 | 無名庵シネクラブ上映

2月16日(金)無名庵シネクラブ第42回映画上映会『ぼくの瞳の光』

無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第42回 映画上映会2月16日(金)午後6時30分から
イタリア映画『ぼくの瞳の光』ジュゼッペ・ピッチョーニ監督2001年制作 カラー109分

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フキノトウが春を告げています

シネマのお知らせフライヤーより抜粋

私の一本

耳で見て、目で聞く・・・ そんな禅の教えのような、作り方にみえる映画を推薦します。

題名は『ぼくの瞳の光』

母親が必死に生きる姿、不器用でも精一杯。それをハイヤーの運転手が見守る物語。

監督の心やさしい眼差しが感じられる映画です。

なぜ、私が「耳で見る」と感じたのか、

それは作曲家ルドヴィコ・エイナウディのピアノの音がシンプルで、繰り返えされて雨だれのように聞こえる。そこから、ひとりの画家を思い出した。

画家 熊谷守一の、雨樋から溢れ出る雨水だけの絵『夕立雨水』。まさに音を絵で見る表現と同じに思えたからです。

次に「目で聞く」と思えたのは

それは主人公の母親が、日々の生活に疲れきっている様子を、見えないはずの心と叫び声が聞こえてくる。それがすごい、見事な映像と思いました。

今回は、イタリアの映画を選びたいと思って、ずーと探していた所、イタリア映画祭傑作集に出会い、何回も見続けて選びました。イージーリスニングのこの映画の曲の心地よさや、配役のキャスティングもすばらしい。

ルドヴィコ・エイナウディのCDも買い求めてしまい毎日聴きながら、心地よさに浸っています。彼は「私にとってピアノは家。部屋を一つ一つ設計して、材料から細部に至るまで綿密に選び抜いて、この手で建てた家。そこには私の生きてきたすべて、そして愛するすべてのものエッセンスが詰まっています」と語っています。志と姿勢に共感を覚えながら、皆様と一緒に観ての、お話トークが楽しみです。                






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by mumeian2009 | 2018-02-03 21:29 | 無名庵シネクラブ上映

12月8日(金)無名庵映画上映会第41弾タイ映画「光の墓」

自然のうつろいは世界の大きな動きに関係なくやさしく私たちのまわりに季節を運んで来てくれます。
秋鮭を荒縄に吊って、薄塩で仕立てた「新巻」正月には美味しくなるそうです。季節のうつろいを楽しもう!
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2017年11月京都・無名舎にて  
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12月8日(金)無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第41回
タイ映画『光の墓』2015年製作 波多野哲朗(はたのてつろう)氏推薦
お知らせのフライヤーより抜粋・・・ご覧ください。
みんなで見ると楽しみが10倍、たたみでごろ寝で見てもOK!
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第41弾
映 画 上 映 会
2017年12月8日(金) 午後6時30分から
無名庵ギャラリーにて ギャラリーは、午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。

アピチャッポン・ウイーラセタクン作品
『光りの墓』
原題: รักที่ขอนแก่น/Rak Ti Khon Kaen/Cemetery of Splendour
2015年/タイ映画(タイ、イギリス、フランス、ドイツ、マレーシア映画)/122分

わたしは、もう目を覚ましたいの! ぼくは、まだ眠っていたい!
生者と死者との語らい。時空を超えた対話がはじまる。

*上映とおはなし 波多野哲朗(はたのてつろう)
このところずっと亡霊に憑りつかれているような気がする。私が選んだ映画は、前々回の鈴木清順の『ツイゴイネルワイゼン』にはじまって、前回はタルコフスキーの『鏡』、そして今回はアピチャッポンの『光りの墓』。そして今回上映は取りやめたが、もう一つの候補がじつは押井守の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』 だった。とくに亡霊ということで選んでいるわけでもないのに、結果として亡霊の映画になってしまう。ただ一口に亡霊といってもいろいろである。『惑星ソラリス』『鏡』などのタルコフスキーの映画では、人物たちの追憶と欲動が美しい亡霊を生み出す。ところが押井守の描く未来社会では、人間の身体のみならず記憶までが人工物に置き換えられていて、それでもなお消滅しきらない人間の記憶、人間性の残滓こそが“GHOST”と呼ばれるのである。鈴木清順の映画となると、もはやほとんどの人物が亡霊のように生死の間を彷徨っている。『ツイゴイネルワイゼン』しかり、『陽炎座』でも『オペレッタ狸御殿』でも、登場するのは亡霊ばかり。そしてアピチャッポンの映画では、人物たちが亡霊とともに暮らす。こうなると亡霊に関しては断然東洋の映画に軍配が上がる。むろん西洋には「ホラー映画」の根強い伝統があって、そこには無数の亡霊たちが登場する。ただしかれらはあくまで「ホラー(恐怖)」という枠組の中に在るので、とても一緒に暮らすというわけにはいかない。タルコフスキーはむしろ例外だろう。一般に西洋の亡霊は悪魔の側に属しているので、人間にたいして対立的かつ超越的である。ところがアピチャッポンの『ブンミおじさんの森』のおじさんなどは、19年前に亡くなった妻の亡霊と抱き合ったりするのだから面白い。これは仏教国のよしみなんだろうか。

●監督・脚本のアピチャッポン・ウイーラセタクンについて(Wikipediaなどから)
タイの映画監督・映画プロデューサー・脚本家、美術家。チェンマイを拠点に映画やビデオ映像、写真を制作する。1970年7月16日、タイのバンコクに生まれる。1993年に短編映画『Bullet(原題)』で監督デビュー。1997年、留学先のシカゴ美術館附属美術大学で美術・映画製作の修士号を取得。1999年、映画製作会社キック・ザ・マシーンを設立。2002年、『ブリスフリー・ユアーズ』を第55回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品、同部門のグランプリを受賞。また第3回東京フィルメックスでも最優秀作品賞を受賞。2004年、『トロピカル・マラディ』が第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、審査員賞を受賞。第5回東京フィルメックスで2作連続となる最優秀作品賞を受賞。また、カイエ・デュ・シネマの2004年の映画トップ10の第1位に選出される。2010年、『ブンミおじさんの森』が第63回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。2012年、『メコン・ホテル』が初の英語で製作された作品で第65回カンヌ国際映画祭のスペシャル・スクリーニングで上映され、第13回東京フィルメックスでも特別招待作品として上映された。2013年、第24回福岡アジア文化賞芸術・文化賞を受賞。2015年、『光りの墓』(日本公開は2016年)。
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by mumeian2009 | 2017-11-27 20:04 | 無名庵シネクラブ上映

10月13日(金)午後6時30分から無名庵シネクラブ第40回映画上映会「アンジェラ」

台風18号の影響で大変な日本列島。大きな被害になりませんでしたか?
9月17日は例年、台風の来るのが多い日であるそうです。
「気候」という言葉は、二十四節気の「気」と、七十二侯の「侯」から生まれたそうですが、これからも自然の変化を繊細にとらえた旧暦の世界を大切に、寄り添って暮らして行きます。
野分(のわけ)野の草木を吹き分ける・・・吹き荒れる台風も芭蕉も詠む
 野分して 盥(たらい)に雨を聞く夜かな 芭蕉
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2017年10月13日(金)午後6時30分から
映 画 上 映 会
フランス映画『アンジェラ』監督:リュック・べッソン

推薦者の風姫(かぜひめ)さんのフライヤーより・・・

無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第40弾
映 画 上 映 会
2017年10月13日(金)午後6時30分から
無名庵ギャラリーにて ギャラリーは、午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。

『アンジェラ』 原題:Angel-A
監督:リュック・ベッソン
フランス映画/2005年12月21日公開/2006年5月13日日本公開/90分
製作費€15,000,000

脚本:リュック・ベッソン  製作:リュック・ベッソン
出演:ジャメル・ドゥブーズ、リー・ラスムッセン、ジルベール・メルキ
セルジュ・リアブキン
音楽:アンニャ・ガルバレク 撮影:ティエリー・アルボガスト
編集:フレデリック・トラヴァル 配給:アスミック・エース

*上映とおはなし 風姫 (かぜひめ)

私の(えらんで みちゃった)一本

秋の夜に、モノクロなんていかがでしょう!
そして、パリの街角には、こういうマジックが似合うと本当に思います。

まだ降りてないけど( ^ω^)・・・

「借金の返済期限が48時間後に迫ったのに返すあてのない一人の男。返せなければギャングに殺されてしまうかもしれず、進退窮まった彼はアレクサンドル3世橋に向かい、セーヌ川へ飛び込もうとする。しかしその時、長身で金髪の美女が現れ、その男より先に飛び込んでしまう。」アレレ~~~~~~、ドウシチャッタノ❓

もしかすると、こういうことは誰にでもあるのかもしれませんし、
「生きる意味」をバカンスと断言して憚らないお国で、お国訛りを超え、むしろ十全に活かしながら、リュックの作った世界、前作の『ジャンヌ・ダルク』から6年を経て、製作されたからこそのコレなんです。アクトレスはもちろん、アクター達の魅力が、エッセンスを際立たせます。どうぞ、心の中で、鑑賞後も末永く、楽しんでいただければうれしい限りです。
映画は愉し❓
オクトーバー、牡蠣がおいしい季節がやってきます。生でも加熱してもイケる一品!!!!どうぞ、お召し上がりくださいませ。

○風姫 (かぜひめ) プロフィール
ラボからセッションへと 流れを大事に 泳げるように なってきました
とはいえ 歩くことも 忘れないように したいと思ってま~す
2017年 深まりゆく秋 変化を楽しむ お年頃になっていく
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お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)

携帯090-9957-0880  Email cwkkb369@ybb.ne.jp 

映画をみんなで観る!色々な見かたでさらに楽しくなります。ぜひ、ご観賞ください。
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by mumeian2009 | 2017-09-18 18:32 | 無名庵シネクラブ上映

8月25日(金)午後6時30分から映画上映会 「仮面/ペルソナ」イングマール・ベルイマン監督

7月、山百合が咲き始め、ヒオウギも伸びています。
京都の祇園祭には、ヒオウギという植物が必ず飾られる。厄除けのお守りとして飾られる。祇園祭が元々疫病を流行らせている怨霊の怒りを鎮めるために始められたことから、悪霊退散に使われたヒオウギは欠かせないものとなったと考えられる。無名庵も夏のしつらいです。
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祇園祭 町家に生ける 桧扇の花

次回の無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第39弾
「仮面/ペルソナ」スウェ-デン映画/1966年/白黒82分
推薦者:ラブ・アート・パフさん
推薦のフライヤーより
無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ 第39弾
映 画 上 映 会
8月25日(金)午後6時30分から 無名庵ギャラリー
午後6時オープン。資料代 300円(お茶・お菓子サービスあり)
映画上映後、みんなでお話タイムとなります。
「仮面/ペルソナ」
原題:Persona

スウェーデン映画/1966年/白黒82分
製作・監督・脚本:イングマール・ベルイマン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
音楽:ラーショ・ヨハン・ワーレ
出演:ビビ・アンデショーン/リヴ・ウルマン/マルガレータ・クルーク
   グンナール・ビヨルンストランド 他

*上映とおはなし LoveArtPuff(ラブ・アート・パフ)
ああ~いそがしい!このからだがもうひとつあればいいのに~!は、スゴヤバビッチ?
ドッペルゲンガー(独: Doppelgänger)とは、自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象である。 自分とそっくりの姿をした分身、 第2の自我、生霊の類。 同じ人物が同時に別の場所(複数の場合もある)に姿を現す現象を指すこともある(第三者が目撃するのも含む)。超常現象事典などでは超常現象のひとつとして扱われる。近年では医学的な説明の試みもあり、それで一応説明可能なものもあるが、説明不能なものもある。
ドッペルゲンガー現象は、古くから神話・伝説・迷信などで語られ、英米圏では「double(ダブル)」、中国では「離魂」、日本では「分身」「影法師」「影の病」「影の煩い」などの名称で呼ばれ、肉体から霊魂が分離・有形化したものとされた。この二重身の出現は、その人物の「死の前兆」と信じられた。ドッペルゲンガーの特徴として、「ドッペルゲンガーの人物は周囲の人間と会話をしない」「本人に関係のある場所に出現する」などがある。~ウィキペディアより~

舞台稽古中に原因不明の失語症を発症した女優エリザベート(リヴ・ウルマン)は、彼女の世話を担当することになった若い看護婦のアルマ(ビビ・アンデショーン)とともに、主治医が所有する海辺の別荘で療養生活を送ることになる。
エリザベートの症状はいっこうに改善を見せないが、献身的に世話を焼いてくれるアルマとの関係は良好だった。やがて二人は患者と看護婦という結びつきを越えた所で親しく接するようになる。二人だけの静かで穏やかな世界。海辺で戯れたり、きのこを採集したり、屈託なく語り続けるアルマの健康的な振る舞いとそれを微笑みながら聞き続けるエリザベート、他人という境界が親しみによって融けていくかのようだった。
ある日アルマは、かつてゆきずりの男たちと浜で戯れ、その結果妊娠した子を堕胎したトラウマを告白する。しかし、このことをエリザベートは主治医への手紙に綴ってしまい、それを見たアルマと仲違いするが、憎しみすら互いの同体感覚をより強固に呼び覚ますのだった・・・・。
5度の結婚をしながらも、そのときの愛人と生涯の愛人を果敢にも起用し、「ペルソナ」と銘打った作品を撮り下ろした巨匠ベルイマンが満を持して!無名庵に!ついに登場!!
オープニング、そして随所に現れる怒濤のモンタージュは、ドッペルというよりニア・デス感覚満載で、映画史に残るスゴヤバビッチのチチンVV!!!

LoveArtPuff (ラブ・アート・パフ) プロフィール
1957年北海道生まれ、東京造形大学除籍、主にフォト・インスタレーション製作者
どうぞ、お楽しみに!無・無・無・・・どうして無名庵に登場なのでしょうか?
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by mumeian2009 | 2017-07-17 22:04 | 無名庵シネクラブ上映

6月9日(金)映画上映会『ル・アーブルの靴磨き』

新緑に鳥のさえずり、雄が雌に求愛でしょうか?縄張りを仲間に知らせているのでしょうか。
ウェーブ上のツイッターの「つぶやき」でなく、本物の囀りに耳を傾けています。
さえずりや二羽いるらしき枝移り 秋桜子
無名庵 手の届く枝 雛かえす・・・
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無名庵シネマ上映会がはじまります。6月9日午後6時30分より
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無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第38弾 映画上映会2017年6月9日(金)午後6時30分から
『ル・アーブルの靴磨き』を上映です。
推薦の小勝雅夫(おがつまさお)氏のフライヤーよリ
映 画 上 映 会
2017年6月9日(金)午後6時30分から
『ル・アーブルの靴磨き』
原題Le Havre
監督・脚本・製作 アキ・クラウスマキ
2011年フィンランド・フランス・ドイツ映画
製作会社
スプートニク
ピラミッド・プロダクション
パンドラ・フィルム
日本公開2012年4月28日
93分
キャスト
マルセル・マルクス - アンドレ・ウィルム
アルレッティ - カティ・オウティネン
モネ警視 - ジャン=ピエール・ダルッサン
イドリッサ - ブロンダン・ミゲル
チャング - クォック=デュン・グエン
ジャン=ピエール - フランソワ・モニエ
リトル・ボブ - ロベルト・ピアッツァ
ベッカー医師 - ピエール・エテックス
密告者 - ジャン=ピエール・レオ
受賞
カンヌ国際映画祭ではFIPRESCI賞を受賞した。他に同映画祭でエキュメリック賞の時点に選ばれ、さらに犬のライカがパルムドック賞の審査員特別賞を獲得したこの映画は製作されてからさほど日がたっていない。
今回推薦する人 小勝雅夫
いくつかの重なる理由から今回はこの映画を取り上げることにしました。極めて今日的な難民問題を背景に、出演者も異なる人種から選ばれている映画です。靴磨きの主人公は初老のフランス人、その妻はフィンランド人、難民の少年はアフリカ系の黒人、仲間の靴磨きはベトナム人という構成で、しかも彼らを抑圧する立場の警視は、法の適用に人間的配慮をするというヒューマニズムにあふれた作品です。かつては雑文を書いていくらかの原稿料をえていたという作家のなれのはての靴磨きが、ある日移民であった女性に救われるということが作中語られますが、このような暖かい触れ合いによって一人の難民少年を摘発から匿い、ついにその母のいるロンドンへと送り出すのです。舞台は「おフランス」のパリとは全くかけ離れたル・アーブル港の下町、どこか日本の古い街に似た懐かしい裏通りで、フランス男が難民に救われるという逆転の発想の中で展開する人間愛、夫婦愛が、その淡々とした物語の中で描かれるのです。アキ・カウリスマキの映画に共通するカメラワークが、レンズの多用に陥ることなく、淡々と進行していくことは、われわれの敬愛する日本の監督に似ています。

むめいあん無名庵ギャラリーにて ギャラリーは午後6時オープンとなります。
資料代300円(お茶・お菓子サービスあり)上映後、みんなでお話タイムを過ごします。

*上映とおはなし 小勝雅夫
●詩人、エセイスト 詩集に唖・言葉、夜間飛行、単彩胞の夢、近似的詩人ウスタゴ、多重音声遁走曲等、なお7月に詩集『高原情歌』近刊予定

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実験映画上映会楽しみました。水由章氏・太田曜氏・滝島・波多野哲朗氏と一緒に
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by mumeian2009 | 2017-05-15 17:22 | 無名庵シネクラブ上映

4月14日無名庵シネクラブ37回上映会『DOG STAR MAN』開演18時30分

まだまだ肌寒く、しかし、光は強くヨモギはのびる。3月3日、ひな祭りヒナ飾る!
草の戸も 住替る代ぞひなの家 芭蕉
家を手放し、奥の細道に旅立つ芭蕉、移り住む女の子のいる家族を思う春の一日。
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朗読会お知らせ 3月15日(水)無名庵朗読の午後 第20回(終了しました。)
開場午後1時、開演午後1時30分朗読:堀越セツ子さん 
お申込み・お問合せは電話042-584-0256堀越
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さまざまの 事 おもい出す 桜かな 芭蕉


<映画上映会4月14日(金)無名庵シネクラブ「私の一本」シリーズ第37回>
映写機によるフィルム上映、貴重な体験です。ぜひ、ご高覧下さい。
映画お知らせのフライヤーよリ

『DOG STAR MAN』

ドックスターマン(序章、第1章、第2章、第3章、第4章)
16mm 78min、color silent1961-64 米国映画

作品提供:ミストラルジャパン

監督:スタン・ブラッケージ
*上映とおはなし 滝島憲治 & 映画技師 太田 曜(おおた よう)さんとお仲間

『アンダーグランド映画の金字塔。スタン・ブラッケージの最高傑作!
デジタル一辺倒の時代に映画フィルムというメディアのなかでブラッケージが成しえた究極の視覚表現を、観客それぞれがサウンドトラックに音声が付いていない上映空間で体験する。
何の制約もない 映画のどんな約束ごとからも自由な映画。

1950年代はじめから半世紀にわたって世界の実験映画最前線で活躍してきた、
ブラッケージのパーソナルな視点は、光と闇の中から時空間を経てミクロからマクロの宇宙へと我々を誘う』

以上は、私の大切なパンフレットの中の抜粋で、太田 曜さん・水由 章(みずよしあきら)さんの実験映画を観て感激し、もう一度、皆さんと観たいと、太田 曜さんをお招きし上映の承諾を取れました。「私の一本」として推薦します。
スタン・ブラッケージは
デジタルと消費される映像が氾濫したこの時代に、ユニークなものを創造する。
彼固有の非情に独特な神経系を通して芸術の歴史を活性化する可能性にかけたのです。
彼は蛾の飛行にバッハを“聴く”ことができ、光へのダンスに自らを見つけることができたそうだ、生き物そのものの死の瞬間をも見逃さない。(2003年3月、70歳永眠)

さて最近、私は、映画の黒澤明監督が、なぜ絵を描くかという昔のDVDを観ました。
宮崎駿との対談で「コンテ(絵を描く)を、何故描いているかと言うと、スタッフにこういう感じを教えると同時に、自分で描きながら、絵を描けるということは具体的に分かっていないと描けないでしょう・・・ たとえば建物がどういう建物で、どこに何が置いてあって、何を着てて、というように、演出する上でも、とても勉強になるのでやっている」と言っていた。そのコンテがすごい!
ブラッケージは光を絵筆に直接スクリーンに描いている。その映像がすばらしい!

ブラッケージ作品の日本での上映、配給を行なっているアナログメディア研究会の水由章(みずよしあきら)さんがトークに登壇予定。ブッラケージ本人と会った時のこと、作品制作の姿勢や日常などを語ってもらう予定。貴重なお話を聴かせていただけます。乞うご期待!
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●滝島憲治(たきしま けんじ) 1947年八王子市生まれ、暮らしの中にアートを!提案するギャラリーをオープン。 木の文化・再生を企画・運営。京町家友の会会員。
お問い合わせ:無名庵(むめいあん)昼12時から午後7時まで(月曜定休)
TEL&FAX042-649-8441 携帯090-9957-0880  Email cwkkb369@ybb.ne.jp
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by mumeian2009 | 2017-03-03 20:13 | 無名庵シネクラブ上映